ラグビーW杯の日本代表メンバーを発表(全文2完)結束力の高いチームに
選考に悩んだポジションは?
記者:サイトウです。ジェイミーヘッドコーチに。今回の31名を選ぶに当たって一番悩んだポジションだったり人がいたら教えてください。またもう1つ、スタンドオフがもしどちらかけがしたら、3人目、4人目というのは、もちろん中村選手が【**** 00:40:38】はチームでやってたりしますが、今どう考えているんでしょうか。 ジョセフ:いろんなシナリオが想定できるわけなんですけれども、あとはワールドカップでどの段階で何が起こるかということにも関わってきます。もしスタンドオフがけがした場合にどうするのかっていう質問ですけれども、もし次の南アフリカ戦で田村が足首をねんざしたところで、じゃあそこで入れ替えるのかっていったら、自分の答えとしてはノーです。やはりケース・バイ・ケースでありますし、毎回その事情にもよると思います。だからこそ先ほどの質問でもあったように、チーム内でこの今の31名内でカバーできるように試行錯誤して、今回のメンバーになっています。 そしてポジションによっては層が厚かったりするので、まかなえるところがあるんですけれども、そうでないところが難しくなったりもしますが、PNCでも勝ちに、もちろんPNC優勝というのを目指して戦ってきましたけれども、PNCの中では試合ごとに5、6名の選手たちを入れ替えて、毎回の試合に挑むことができたということで、非常にそれがワールドカップに向けていい準備ができたわけなんですけれども、今回やはりワールドカップということなので、そしてスコッドのルールというのも違うもの設けられているということなので、また事情は異なると思いますし、そのときそのときで考えていきたいと思っています。 司会:続いて、【コカイ 00:43:21】さん、どうぞ。後ろです。そこです。
代表チームの強みは?
共同通信:共同通信のコカイです。ジョセフヘッドコーチにお願いします。今回は31人の選手の中に外国出身の選手が15人選ばれています。ジョセフヘッドコーチも以前代表のジャージを着られたことがある経験からして、それから普段私たちも取材をしている中で非常に融合していて、チーム内にそういった分け隔てもない、非常にいいチームが出来上がっていると思っているんですけれども、そういったジョセフヘッドコーチの経験も踏まえて、今の外国選手たちのダイバーシティーみたいな、今の代表チームの力、強みみたいなところを教えてもらえますでしょうか。 ジョセフ:まず外国人選手というのをどこまでを外国人選手というのかというところがあると思うんですけれども、リーチ・マイケルなんかは外国人ではありますけれども人生の半分を日本で過ごしています。完全に日本人なところもあります。中島イシレリもそうですけども、彼も中島という日本の名前を、名字を持っているぐらい日本になじみがある選手であります。けれども外国人の選手というところだけを見ると、やはりフィジカル的な存在感、やはり体格が大きいということなので、そこをもたらしてくれます。 この8カ月でフィジカル的に強化は図ってきました。自分たちの目標を達成するために、このチャレンジに挑むために必要となるフィジカルはしっかりと鍛えられたと思います。けれどもやはり外国人選手はそういう存在感、フィジカルの強さというところがあると思います。 あとはテストマッチなどでの経験値も高いということがあるので、われわれはワールドカップではティア1の国に対して快勝できるとは思っていません。本当に勝つ勝機というのは1回ないし2回あるかないかだと思っています。その中で、プレッシャーが掛かる中でもしっかりとチームとしてプレーを遂行できるのかどうかというところが非常にかかってくるわけなんですけれども、その中でこの外国人選手たちが持っている経験値というのが、チームに自信を持たせてくれて、思い切ってチャレンジすることができると思います。 司会:じゃあそろそろ最後の質問とさせていただきます。じゃあ後ろの、【ヤスムラ 00:47:31】さん。一番後ろに、はい。お願いします。