ラグビーW杯の日本代表メンバーを発表(全文2完)結束力の高いチームに
バックアップメンバーは考えているのか
朝日新聞:すみません、朝日新聞のノムラと申します。バックアップメンバーっていうのは今回考えられているのかということと、ここで網走合宿から漏れた10名の選手とか、今まで選考の対象になった人というのを、誰かがけがした場合に呼ぶ可能性というのは常に残されているのかというのをあらためて教えてください。 ジョセフ:そこはバックアップメンバーで入れ替えるというところも構想にあります。ここまで41名の選手たちをここまで準備させてきました。今回の漏れた10名以外にも、あと3、4人います。ウルフパックのツアーでも参加してた選手がいます。例えば立川、山田、尾崎、内田の選手たちもひかえているわけなので、バックアップメンバーとしては豊富にいると思っています。 どこのどういうときに入れ替えるかというと、けがなんですけれども、先ほどの質問でもあったように、カバーできるポジションなのであれば短期のけが、軽度のけがの場合なのであればカバーして、補填してそこはしのぐというふうに考えているんですけれども、もし深刻なけがになってしまった場合は、そこは入れ替えというのを考えます。 司会:ほかにご質問ございますか。【オオトモ 00:31:39】さんどうぞ。すみません、一番前。
北出選手やアタアタ選手の評価点は?
東京中日スポーツ:東京中日スポーツ、オオトモです。ジェイミーにお願いします。PNCはじめ、たくさんの試合に出てきた選手が順当に選ばれた印象がある中で、あまり試合でアピールする機会がなかった北出選手やアタアタ選手、入りましたけれども、彼らはどういう部分を今回評価して入ったのか、選ばれたのかを聞かせてください。お願いします。 ジョセフ:まずアタアタに関してですけれども、今現在アウトサイド、バックスで非常に優秀な選手が育っています。松島、福岡、レメキ、トゥポウと。けれどもアタアタは非常に体格が大きくてパワフルな選手です。でもPNCでそこまでゲームタイムを与えられなかったというのは、やはりチーム力を上げたい、チームを育成したいという気持ちがあったので、そういう考えがあったので、【フロントランナー 00:34:52】の選手たち、【1本目 00:34:53】の選手たちを使うということが先決でありました。 アタアタはスーパーラグビーでもプレーしていましたけれども、活躍もしていましたが、まだまだ若いですし、まだ成長しなければいけない部分があります。なので、そこで、彼をどう起用するのか。でもチーム全体のチーム力を上げたいというところをバランスを取って考えたんですけれども、やはりPNCで使った選手たちを使うという決断に至ったわけなので、彼にそこまでゲームタイムがなかったということです。