“りくりゅう”新プログラムで見せる新たな一面は笑顔封印のダークさ。結成1年目以来の全日本出場に強い思い
結成1年目以来の全日本で“進化したりくりゅうを”
2019年、結成とともに全日本デビューを果たすも、その後2年間コロナ禍の影響で全日本の舞台に立つことができなかった。 年間グランドスラム達成を果たした22-23シーズンはまさかのロストバゲージというハプニングに見舞われ、昨季は木原のケガを考慮し出場を見送った。 全日本デビューを振り返り木原は「前回の出場が結成4カ月くらいだったので、まだまだチームとして経験が少ない中で出場させていただいた試合でした。そんないい演技してないよね?」と投げかけると三浦も「そうだね」とうなずく。 だからこそ、木原は「今年こそはって思っています」と力強く語り、三浦も「私たちの良いところは楽しそうに滑るところなので、それができたら」と意気込んだ。 日本の観客の前で演技を披露する機会の少ない2人は、日本での試合を楽しみにしている。 2人の良さである「スケートが楽しい」という思いが伝わる滑りを期待したい。
フィギュアスケート取材班