辻希美「芸歴24年だけどいまだに自信がない…」長年寄り添うマネージャーの“ライオン流子育て”とは?
私自身よりも旦那さんよりも私のことを熟知している?!マネージャーの言うことに間違いなし
こういう話をすると、マネージャーさんが私に黙って勝手に仕事を引き受けているように思われるかもしれませんが、基本的には私の意思を尊重して考えてくれています。イヤなことを無理強いすることは絶対にないのですが、ただ、今回のモノマネのように、私に適性があるお仕事だけど、きっとビビるだろうなあという気持ちはすぐに見抜かれます。 そういう意味で、「辻希美にとって最終的にプラスに作用する」と判断した仕事については、あえて私の意見は置いておいて引き受けることもあるんだそうです。昨年、旦那さんをドッキリを仕掛けるお仕事があったとき、「演技なんてできない」「たぁくんにウソをつき通せない」などと言いまくり、オファーを拒んでいたのですが、マネージャーさんからの「やるべき」というプッシュに逆らえず、渋々引き受けました。 すると、どうでしょう!(苦笑) ドッキリを仕掛ける側のワクワク感が最高すぎて、またやりたい!と思うほどで、終わってみれば「断らなくて本当によかった」と心底思いました。そう思うと私が“タレント辻希美”としての幅を広げられているのは、本当にマネージャーさんのおかげなのだと思います。
子どもの個性を見抜いて導き、さらに伸ばすことができる……そんなマネージャーのような母親になりたい!
改めて考えると、“自信”ってどうやったら育つんでしょうね? マネージャーさんは「辻さんは期待に応えてくれなかったことがない」といつも言ってくれます。とっても嬉しく、ありがたい言葉です。私を一番傍で見てきた信頼できる人がそう言ってくれているのだから、私もそろそろ自信を持ってもいいところですが、なかなか人って変わらないもので……。 新しいチャレンジングな仕事に対して、決して努力がいやなわけでも面倒なわけでもないのですが、「やるからには高い完成度を目指さなくては」と自分で勝手に理想を設定して、プレッシャー負けしちゃうんですよね。ただ、マネージャーさんいわく、「辻さんは完璧を求める必要はない」と。 「辻さんは、できなかったらできなかったで、秒で土下座できるような瞬発力があるからそれでいいんです。できる・できないにとらわれなくていいんですよ」と……。こういう話を聞いていると、マネージャーさんって私の母なの!?って感じしませんか?(笑) よくぞここまで私を理解したうえで最適な方向へ導いてくれるって! 心底、驚くばかりです。 信頼できる理解者が近くにいるってすごく幸せなことですよね。マネージャーさんを見ていると、私も子どものベストを引き出すために、本人の気持ちに寄り添いながらも客観的な視点を持って、ときに厳しく、そして未来の懸け橋になるような行動ができる母親になりたいなと思います。 皆さんにとって一番の理解者はどんな方ですか? 改めて考えてみると、感謝の気持ちが大きくなるかもしれません。 それではまた次回、お会いしましょう!
【PROFILE】辻希美(つじ・のぞみ)
1987年6月17日生まれ。東京都出身。2000年、モーニング娘。の第4期メンバーとして選ばれ、デビュー。2004年に同グループを卒業してからも、数多くのバラエティ番組に出演。2007年に結婚し、出産・育児の為、休業。現在4児の母親として育児の傍ら、 TV・イベントに出演のほかアメブロ&インスタを日々更新中!
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