三笘薫も「質が素晴らしい」と語る“スター候補”が躍動。なぜブライトンには優秀な若手選手が集まるのか?
ペドロ、オライリー、バレバ……新進気鋭の若手の活躍
ブライトンが獲得したそんな若手たちが今、ピッチで躍動している。 シティ戦で同点弾を決めたペドロが23歳、逆転弾を決めたオライリーも24歳。オライリーは今季セルティックから即戦力としてやって来た若きデンマーク代表選手だ。その下の世代に目をやると、シティ戦でMVP級のインパクトを放ったバレバが20歳である。 さらに、下部組織出身のヒンシェルウッドが19歳、トップ下で存在感を示しているジョルジーニョ・リュテルも22歳と、世代交代の進まないシティに比べると、ブライトンは新進気鋭の若手の活躍が目立つ。 チーム在籍3年目で、現在27歳の三笘は、若手の多いブライトンで年齢的に上から数えたほうが早い「中堅」である。日本代表は「プレーで見せないといけないと思っている」と語り、自身の奮闘する姿を示すことで、20歳前後のヤングスターを引っ張っていくと力を込めている。 昨シーズンを11位で終えたブライトンは、現在5位の好位置につける。果たして、彼らはどこまで躍進できるか。三笘はもちろん、「未来のスター候補」がひしめくブライトンのこれからが楽しみでならない。 <了>
文=田嶋コウスケ