史上初の“4億円レーサー”誕生なるか?大混戦のKEIRINグランプリ出場権争い、“絶体絶命”からの大逆転にも期待/G1「競輪祭」直前賞金状況
運命の競輪祭、勝利の女神は誰に微笑む
ついに今年最後のGI「競輪祭」が19日に開幕する。この大会が終われば年末のKEIRINグランプリ出場メンバーが確定し、次期S班9名がお目見えする。 最後になるが競輪祭の優勝賞金は4700万円。決勝2着で2372万円、3着は1550万円、4着が1131万円と決勝4着までが1千万円を超える賞金が与えられる。 郡司浩平と平原康多が早々にS班復帰を決め、徹底先行を貫いてきた元Jリーガー北井佑季がデビュー3年で初タイトルを手にした。早い段階でS班3名の入れ替わりが決定的となり、波乱と思われたところに“輪界最強”と名高い古性優作の後半戦GI連覇があった。 この1年走り続けた選手にとっても、見守り続けたファンにとっても運命の時。勝利の女神は誰に微笑むのか? 競輪祭で生まれるドラマを楽しみに待ちたい。