チームによっては主力級!? 広島の現役ドラフト注目選手(2)まさかの1軍出場“わずか5試合”
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフト候補になり得る広島東洋カープの選手を紹介する。
ケムナ誠
投打:右投右打 身長/体重:190cm/96kg 生年月日:1995年6月5日 経歴:日南高 - 日本文理大 ドラフト:2017年ドラフト3位 来季でプロ8年目を迎えるケムナ誠。現役ドラフト候補に挙げられそうだ。 日本文理大では、2年春からリーグ戦に登板。最速150キロ超のストレートを武器に活躍し、ドラフト3位で広島東洋カープに入団した。 プロ2年目に一軍デビューを果たすと、翌2020年は41試合登板で12ホールドポイント(1勝1敗11ホールド)、防御率3.88をマーク。リリーフ陣の一角を形成した。 その後も登板を重ね、2022年まで3年連続40試合以上に登板。しかし、安定感に欠ける場面も散見され、制球面に課題を残していた。 今季はコンディション不良の影響などもあり、わずか5試合の一軍登板にとどまったケムナ。塹江敦哉や黒原拓未などがリリーフとして結果を残し、立場が危うくなりつつある。 チームのリリーフ陣が豊富なだけに、場合によっては他球団への移籍もあり得るだろう。
ベースボールチャンネル編集部