医師が考案した「深睡眠スープ」がスゴい! 朝・昼・夜の簡単アレンジレシピで毎日の睡眠の質を劇的に改善しよう
「夜中に何度も目が覚めてしまう……」「寝つきが悪い……」「朝すっきり起きられない……」。そんな悩みを持っている人も多いのでは。 【画像】朝食では、メラトニンの材料になるトリプトファンやGABAをしっかりと摂取することが大切。 そんな人に試してほしいのが、睡眠専門医・白濱龍太郎先生監修の「深睡眠スープ」 。睡眠の質を高める栄養素がぎっしり詰まった、注目のスープです。 白濱先生によれば、睡眠ホルモンの原料となる「トリプトファン」は、体の中で作れないそう。その「トリプトファン」をたっぷり含み、心身のリラックスに効果的な「GABA」やストレス緩和の作用がある「チロシン」などを効率的に摂取できるように、レシピ化したのが「深睡眠スープ」です。 2万人の患者さんを診てきた睡眠専門医が、朝・昼・夜の食事に活用できるおいしいアレンジレシピや、快眠のコツとともに紹介する『朝までぐっすり眠れる 深睡眠スープ』(アスコム)より、今回が基本のスープと朝・昼・夜の3つのスープを特別にご紹介します。 後篇は、簡単なのにおいしく続けられる、アレンジレシピを抜粋します。
●朝のアレンジ「あさりとねぎのみそ汁」
あさりとねぎのみそ汁 65kcal <材料(2人分)> ・ぐっすりスープの素……2個 ・あさり……150g ・ねぎ……1本 ・水……1カップ <作り方> (1)あさりはこすり洗いをして汚れを落とし、塩水につけて砂抜きする。ねぎは斜め1cm幅に切る。 (2)鍋に(1)と水を入れ、蓋をしてひと煮立ちさせ、あさりが開いてねぎが少ししんなりとしたらぐっすりスープの素を入れる。再び蓋をして、スープの素が溶けるまで弱火で煮込む。 ― POINT ― あさりに含まれるビタミンB12は、赤血球の生成を促す働きがあり、疲労回復に役立ちます。ねぎに含まれるビタミンCは、ストレスから体を守ってくれます。
●昼のアレンジ「オニオングラタン風スープ」
オニオングラタン風スープ 201kcal <材料(2人分)> ・ぐっすりスープの素……1個 ・ベーコン……1枚 ・玉ねぎ……1個 ・パセリ……少々 ・スライスチーズ……2枚 ・フランスパン……1cm幅のものを2枚 ・オリーブオイル……小さじ2 ・砂糖……小さじ1 ・水……2カップ ・塩……小さじ1/4 ・こしょう……少々 <作り方> (1)玉ねぎは繊維を断つように薄切りに、ベーコンは粗みじん切りにする。フランスパンはトーストしておく。 (2)鍋にオリーブオイルと玉ねぎとベーコンを入れて炒め、少ししんなりとしてきたら砂糖を入れてさらに炒め、全体が少し茶色くなる程度まで焦がすようにして炒める。水を入れてひと煮立ちさせ、蓋をして5分ほど弱火で煮込み、ぐっすりスープの素を入れて温める。 (3)塩、こしょうで味を調え(お好みでコンソメスープの素〔分量外〕を足してもOK)、耐熱皿に注ぎ、フランスパン→スライスチーズの順にのせてオーブントースターで表面がこんがりするまで焼く。仕上げにちぎったパセリを散らす。