「私のファンの女の子がサーキットに来てくれることも」レースアンバサダー・央川かこの波乱万丈すぎる人生「実は今も“家出中”のままで(笑)」
レースアンバサダーの同僚の解説でレースに詳しく
――なるほど。ちなみにモータースポーツに興味はあったんですか? 央川 まったく(笑)。しかも実際にやってみると、最初は人としゃべるのも写真を撮られるのも苦手で、1年目はステージに立つと必ずお腹が痛くなるくらいでした。そうしたら2年目に「LEON(レオン)」というチームから声がかかったんです。LEONは男性ファッション誌のLEONが作ったチームでイメージは「ちょい不良(ワル)」。だからツンツンしていていい、ファンサービスもそれほどしなくていいと言われて、「これは私にうってつけだ」と思ったんです。 ――そのLEONを1年で去って、現在のauに移ったわけですね。 央川 はい。auはレースアンバサダーにもレースのことを知ってほしいというチームです。だからレースアンバサダーもレースのことに詳しくて、一緒にレースを見て、女の子たちが解説してくれるんです。このレーサーが速いとか、今は後ろの車をうまく邪魔しているとか。すごく楽しくて、そういう見方をすればいいのかと思って、そこからレースがめっちゃ好きになりました。 ――レースのことを知って、ファンも増えて、仕事が充実していった。 央川 ファンがいるからがんばれる、というのはすごく大きいです。応援してくれる人たちがいるからがんばろうと思ってこの8年間やってきているので。ファンの方たちがオフ会みたいな感じで誕生日を祝ってくれて。「元気をもらってるよ」と言ってもらったり。私のほうがお礼を言いたいのに、本当にありがたいと思っています。
レースアンバサダーが何かのきっかけになれば
――レースアンバサダーの存在はファン獲得において重要な役割をはたしていると思います。 央川 そうありたいと思っています。私のファンに女の子もいて、レースにまったく興味のない子が私を通してサーキットまで足を運んでくれました。私たちが何かのきっかけになれたらいいですよね。最近はドライバーさんもSNSをがんばっている人が増えていて、女性ファンが増えていると思います。 ――レースアンバサダーをやっていて辛いことはありますか? 央川 う~ん、寒いことですかね。サーキットは照り返しがすごいので暑さも大変です。ダイエットしている子も多いから夏場は倒れる子がけっこういるんですけど、私はどちらかというと寒い方がダメです。露出が多いのでカイロを貼るところもない。それでも貼るカイロじゃなくて普通のカイロをお腹とかブーツの中とかに両面テープで固定して貼ったりしています。
【関連記事】
- 【前編はこちら】「宝塚音楽学校を辞めて」サーキットクイーンに…央川かこは「レースアンバサダーも一緒に闘っている気持ち」「優勝したら爆泣きです」
- 【グラビア一挙出し】「ほっそい! なっがい!」なんというスタイル、「全方位から撮られることに備えている」央川かこさんの特写カット30枚超を全部見る
- 「失踪した父が知らない女性と…」「“砂時計ボディ“の愛称、気に入ってます」レースクイーン・藤井マリーの激動半生「なぜ化粧品販売からサーキットに?」
- 「水着で面接が当たり前です」レースクイーンの女王・近藤みやびに聞いた“レースクイーンだけで生活できる?”「高嶺の花と思っていたけど、実は…」
- 「“ラウンドガール不要論”をどう思う?」人気ラウンドガール・来栖うさこに“グラドル界と格闘技”の関係を聞いてみた〈特別グラビア〉