2026年参戦のキャデラックF1、フェラーリと提携!ルノー撤退で選択肢はホンダとフェラーリだった
ゼネラルモーターズが支援する新しいF1チーム、キャデラックF1は、2026年にデビュー予定だが、初期のエンジンはフェラーリのカスタマー仕様パワーユニットを使用することが発表された。 当初、FIA(国際自動車連盟)が承認したもののリバティ・メディアに却下された「アンドレッティ」チームの参入計画では、ルノー-アルピーヌとのエンジン供給契約が成立していた。しかし、ルノーは2025年末をもってF1パワーユニット製造から撤退するため、キャデラックは2026年向けにフェラーリとホンダの2つのカスタマーエンジンから再検討することになった。 「適切なパワーユニットパートナーの選択は非常に重要です。フェラーリの情熱、卓越性、そして人材の優れた能力を信頼しています」と、新しいキャデラックF1チームの代表であり、元マルシャ代表のグレアム・ロードンがコメントした。 フェラーリもこの契約を認め、キャデラックがマラネロ製のギアボックスも使用することを発表した。 「この契約により、我々は引き続きF1選手権内で2つのカスタマーチームを持つことになります。これにより、フェラーリ内での技術開発において多くのメリットがもたらされます」と、フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは語った。 バスールはまた、現パートナーであるザウバーが2026年からアウディ製ワークスエンジンを使用することに言及した。 ただし、エンジンとギアボックスの契約は、キャデラックの新チーム参入に対するF1の最終承認が条件となるとフェラーリは指摘している。
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