「2度の離婚に摂食障害。頼れる人もいなかった私が58歳で筋トレに出会って、生まれて初めて自分の存在価値を感じられるようになるまで」
米国内最年長のスポンサー付きアスリートになったGranny Gunsさんについてアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。 【写真】驚くほど若々しい!58歳で筋トレを始めたGranny Gunsさんのアフター写真 10代の頃の私は身体的にフィットだった。でも、トキシックな離婚を2度もしたせいで、私の自信とボディイメージ、自尊心は見事に失墜。その結果、摂食障害に悩まされ、大きな手術を要するほど大腸の一部が壊れてしまった。でも、この修復手術と入院は、私に変化のときが来たことを教えてくれた。もっと長く、もっと幸せに生きたいという想いと共に。 2015年、私は、ほとんどの人がスローダウンする58歳という年齢で筋力トレーニングを開始した。息子のライアンがトレーナーとなり、ケトン体ダイエットとオンデマンド・フィットネスプログラム『ビーチボディ』をベースにしたワークアウトの指導を務めた。最初は本当に体が弱く、ヒザが死ぬほど痛くて苦労した。でも、筋力トレーニングを数週間続けたら、痛みが消えた。 最初の4年間は、自宅でのワークアウトが中心だった。でも、ルーティンの幅を広げて、潜在能力を引き出すためにと、ライアンがジムへの入会を勧めてくれた。正直なところ、自分に自信をつけるのには時間がかかった。他の人とワークアウトをすることにも慣れていなかったので、かなり居心地が悪かったけれど、あのとき逃げずに頑張った自分を誇りに思う。 いまでは私をジムから引き離すことのほうが難しい。
62歳でジムに入会。トラウマを力に変えて、潜在能力を解き放つ。
いつも幸せになりたかったけれど、パートナーからは虐待を受けるわ、頼れる人はいないわで、なかなか幸せになれずにいた。そんな私にとってジムは心の避難場所となり、自分自身に集中し、自分のエネルギーを力に変えて前進することを教えてくれた。 自分に責任を持たせるために、私は毎朝15~20分の腹筋エクササイズをしている。そうすると、自分が強くなった気がするし、その日1日が首尾よく進む。
摂食障害に苦しんだのち、ようやく私は適切な栄養管理の方法を理解した。
私にとってボディイメージは昔から悩みの種で、深刻な摂食障害とは何年も闘った。でも、息子の指導を受けたおかげで、適切な栄養管理は、ワークアウトを乗り切って活力を維持するだけでなく、長生きするためにも重要であることが理解できた。 それで私はダイエットコーラや加工スナックと決別し、自然食品中心の食生活を開始した。とくに重点を置いたのは、タンパク質の量を増やして糖類を制限すること。好きな食べ物は卵、オートミール、魚、脂肪の少ない牛肉で、野菜もモリモリ食べている(カリフラワーは昔から大好物)。ワークアウト後は、筋肉の増強と回復に欠かせないプロテインシェイクを欠かさない。 適切な栄養管理を始めてからは、活力レベルが一気に上昇。気だるさが減り、思考が明晰になり、ワークアウトでも以前より力が出るようになった。