あなたの好みはイケメン? マッチョ? サーファー? まず見た目で選びたくなる最新シトロエンの4台
久しぶりに会った友人が、ジムに通ってイメチェンしていた。そんな印象を受けるのが、最新のシトロエン4車種だ。 ▶︎すべての写真を見る いずれも本国で今年10月に登場した新顔。格好良くなった4台を早速見てみよう。
フロント&リアエンドがスッキリした、イケメンC4&C4 X
まずは、日本でも2022年1月から販売されている「C4」と、その派生モデルで日本には未導入の「C4 X」のマイナーチェンジだ。
ちなみにC4 XはハッチバックのC4の後ろを少し伸ばしたモデルで、街乗りSUV風のC4に対し、C4 Xはリアが伸びた分、ルーフからテールにかけてのラインが伸びやかなファストバックスタイルだ。今回のマイナーチェンジでもその関係は変わらない。 両車共通の顔はまず目が少し大きくなったこと。 正確には、瞳(ヘッドライト)が細いのは前期型同様だが、目尻にかけて少し見開くようになり、また目頭にもライトが備わったことで、目が少し大きくなった印象だ。フロント同様、リアライト周りもシャープになった。
インテリアデザインは基本的にあまり変わっていないが、インフォテイメントシステムにChatGPTを搭載したことが大きな変更点。そのおかげで、音声による各種操作がより滑らかで自然なものになるとしている。 なお、既に日本市場でも販売されているC4のBEV(電気自動車)「E-C4」も、同様のマイナーチェンジを受けている。 ヨーロッパではこちらが主流で、1回の充電で最大415kmまで走行できるようになった。現在日本で販売されているE-C4は405kmだから、若干だが航続可能距離が伸びたことになる。
間もなくヨーロッパでは新型に切り替わるだろうが、日本はどうなるのか? 現状1.5LディーゼルターボのC4と、BEVのE-C4という2本立てだが、新型ではディーゼルエンジンではなく1.2Lガソリンエンジンのマイルドハイブリッドが中心になる模様。
日本ではまだ乗れるディーゼルを現行型があるうちに手に入れるか、それとも新型を待つか。またC4 Xは結局やってこないのか。何かと悩ませてくれるイケメンなC4だ。