ADAM Audio、密閉型モニターヘッドホン「H200」。フラグシップスピーカーの音を基準にチューニング
ソニックエージェシーは、同社が取り扱うドイツADAM Audioより、密閉型ヘッドホン「H200」を発売する。予想実売価格は21,500円(税込)前後で、11月初旬発売予定。 【画像】専用のDAWプラグインも標準で付属 新開発の40mmPEEKドライバーと音響工学に基づく特許出願中の内部エアフロー技術を搭載。ADAMのフラグシップスピーカーである「Sシリーズ」を基準に音のチューニングがなされており、同社の定評あるサウンドをヘッドホンでも再現すると謳っている。 ヘッドバンドは快適性と装着製を重視して設計、イヤーパッドはメモリーフォームを採用し遮音性にも配慮されている。また長期使用や環境変化にも対応するため、イヤーパッドやヘッドバンドのパッドは交換可能。 イヤーカップ側の端子は2.5mmTRSジャック、プレーヤー側端子は3.5mmTRSジャック(ストレート)で、6.3mm用アダプタが付属する。またケーブルはL/Rどちらにも接続できる。 パートナーブランドであるイギリス・Sonnox社との協力で、専用ソフトウェア「ADAM Audio Headphone Utility DAWプラグイン」を開発。このソフトは標準で付属しており、イヤーパッドに合わせて音を補正する機能や、ヘッドホンをスピーカーのように動作させる「Externalization」機能を搭載する。 ドライバーのハウジングは85%リサイクル済みのABSプラスチックを採用し、環境にも配慮した製品となっている。質量は250g(ケーブルを除く)、周波数特性は2-23.5kHz、最大音圧レベルは112dB(1kHz、0.04%歪み時)。
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈