兵庫・尼崎のJR脱線衝突事故から18年 事故発生時刻に快速電車がゆっくり通過 手を合わせる人の姿も
兵庫県尼崎市で乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負ったJR福知山線脱線事故の発生から25日で18年を迎えた。現場となった尼崎市のマンション跡地周辺では、事故発生時刻の午前9時18分に合わせて黙とうする人や、ゆっくりと通過する電車の車内では、手を合わせる人の姿もみられた。 【動画】尼崎・JR福知山線脱線事故現場の現場をゆっくりと通過する快速電車
この事故は、2005年4月25日、兵庫県尼崎市久々知でJR福知山線の快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線。線路脇のマンションに衝突し、乗客106人と運転士が死亡、562人がけがをした。 事故現場周辺の路上では、事故発生時刻の午前9時18分になると、手を合わせたり、黙とうする人の姿が多くみられた。また、午前9時15分ごろには快速電車がゆっくりと現場付近を通過。電車の中では黙とうする人や手を合わせる人の姿がみられた。
電車が衝突したマンションは、一部を残す形で追悼施設として整備され、25日は慰霊式が営まれる。
