おおさか東線の新線区間で試乗会で新鮮な車窓の眺め 副支社長「ようやくここまできた」
おおさか東線の新線区間で試乗会 副支社長「ようやくここまできた」新鮮な車窓の眺め映像
3月16日に全線開業するJR西日本の「おおさか東線」の新線区間、新大阪駅~放出駅間の報道機関向け試乗会が13日に開かれた。 【映像】おおさか東線新線区間、放出駅~新大阪駅 新鮮な車窓の眺め
新設される「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」の4駅など通過
同社によると、おおさか東線は2008年3月に放出駅~久宝寺駅の9.2キロが開業。2009年9月に新大阪駅~放出駅(11.1キロ)の工事完成期限延長の認可(2011年度末→2018年度末)を受け、3月16日に開業予定となっている。 新大阪駅~久宝寺駅までは約20.3キロ。駅数は14駅(新大阪、鴫野、放出、久宝寺の4駅含む)。総事業費は1200億円と発表している。全線開業で1日当たり約10万人の利用者を見込んでいるという。
13日に行われた試乗会では、新設される「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」の4駅や鉄橋などを通過。各駅ごとにイメージカラーを設定しており、壁などに描かれた鮮やかな色が車内からも見てとれた。
宮本芳明副支社長「ここから万全の準備をして安全運行に務める」
同社大阪支社の宮本芳明副支社長は、報道陣から今の心境を聞かれ「ようやくここまできたと思っております。これまで多くのご尽力をいただいてあとひとつき、ここから万全の準備をしまして安全運行に務めてまいりたいと思っております」と答えた。 また、開通により奈良へのアクセスが良くなる点については「新大阪からのアクセスが開通によって非常によくなるのは、多くのお客様にお越しいただけるチャンスと認識している」と話していた。