のん 大阪駅でホーム転落防止キャンペーン「のんがいるホームではまだ事故はない」
のん 大阪駅でホーム転落防止キャンペーン「のんがいるホームではまだ事故はない」
JR西日本「ホーム転落防止キャンペーン」の啓発イベントが6日午後、JR大阪駅「時空の広場」で行われ、イメージキャラクターで女優ののんさんが凛々しい制服姿で登場した。集まった大勢の人たちに「“飲ん”だら気をつけて!」と安全を呼びかけた。 【映像】のん、JR西日本の制服を着用しどんな気持ちかを答える
のんの起用は3年目「飲んだら気をつけて」思い出して
JR西日本によると、管内ホームからの転落事故は微減傾向にあるものの、昨年度は250件発生し、ほぼ半数の124件が酔客だったという。同キャンペーンは毎年夏と冬に実施し、のんさんの起用は3年目だ。 「ただ今から2019年冬期のホーム転落防止キャンペーン、『飲んだら気をつけて!@大阪駅』を執り行わさせていただきます」と司会者の挨拶に続き、こう話した。 「年末年始は本当に忘年会やクリスマスとかお酒を飲む機会がたくさんありますよね。やっぱり皆様には楽しく年末年始を過ごしていただきたいので、ですから、電車に乗る時に、ホームを歩かれる時は飲んだら気をつけてのキャッチコピーを思い出して下さい」
のん「4つのお願い」を語る
そして優しい言葉で「4つのお願い」を語りかけた。 1酔われた状態でホームを歩く時は気をつけて欲しい 2(スマホなど)ながら歩きはやめましょう 3緊急時はためらわずに非常ボタンを押しましょう 4列車から降りた際は列車から離れて歩いて欲しい 「ホームから転落している人を見つけた時や線路の上で人が倒れているのに気付いた時は、ためらわずに非常ボタンを押していただきますようよろしくお願いします」と話し、線路の落とし物を発見した時は非常ボタンを押すのではなく駅係員を呼ぶことなども説明した。
駅員3人がホームの安全に関する取り組み説明
そのあと駅係員3人からホーム安全に関する取り組みも紹介された。 「昨日からこの大阪駅の1番乗り場にホーム柵が設置されたんです」と駅係員が説明すると、のんさんは「ホーム柵がある乗り場が増えて事故が減って欲しいです」と言葉を添えた。 この啓発イベントは30分ほどだったが、会場には約200人が集まり、最後には記念撮影もあった。