元日本一!大学生が伝える女子相撲の魅力とは? キラキラ目が輝きだした女の子
はじめまして、学生取材班メンバーのももかです。 突然ですが、皆さんはこの記事のタイトルを見て何を感じましたか? ■趣味がお仕事に!? 「弱虫ペダル」作者に進路相談してみた 「相撲って男の人のスポーツじゃないの?」「女の子もふんどし(正しくはまわし)を巻くの?」 そもそも、ほとんどの人が実際に相撲をしたことがないでしょうから、相撲自体が身近なものではないでしょう。さらに女子の相撲となると…。 でも、奥が深くてとても面白いんですよ! そこで、女子相撲に魅せられた私が本企画を通し、日常ではなかなか目に触れることのない競技ついて発信していきます。記念すべき1回目は、私と相撲との関わり、発信したいと考えた背景など、過去を踏まえて伝えたいと思います。 私にとって相撲は小さい頃から身近な存在でした。父はテレビで必ず大相撲中継を見ていたし、四つ上の兄は小学2年の頃から地域の相撲道場に通っていました。 その流れで私も物心ついた時から好きだった…というわけではなく、大相撲より他のテレビ番組を見たいな~と思っていました。 転機は小学1年生の5月です。両親から地域の「わんぱく相撲唐松大会」(佐賀県唐津市)に出るように言われました。 「嫌だ!」。迷わず拒否しました。当時はまわしを着けるのを恥ずかしく思ったのです。母に手を引かれ、泣きながら練習に行ったのを今でも覚えています。 嫌な気持ちで始まった練習でしたが、数時間後、一変させる出来事が起きました。 なんと、二つ上の男子に勝ってしまったのです。 私の目はキラキラと輝き始め、わんぱく相撲の大会まで練習に参加することを決めました。 そうして迎えた本番。学年ごとに男女混合で試合が行われます。 ここでも奇跡が起きました! 小学1年生の部で優勝してしまったのです。
誰がそんなことを予想していたことでしょう。勝つ喜びに目覚めた私は、次の6月の大会までは続けることを決めたのです。練習を重ねるうちに実力をつけていった私は、また優勝。 その後は「小学3年生まで続ける」と考え直すように。すると練習に力が入り、成績も伸びます。宮崎県であった「新富町長杯 九州各県対抗少年相撲大会」1年生の部でも優勝を果たしました。 順風満帆な相撲生活…と思われましたが、小学2年生ではなかなか思うようにいきませんでした。 地域の大会では勝てていたものの、大きな大会になると負けることが多くなったのです。 勝てることがうれしくなって続けていた相撲…。そのころの私にとって、あまり楽しい時間ではありませんでした。練習で少し手を抜いていたこともありました。