元乃木坂46樋口日奈「町中華は実家に帰ったような居心地」プライベートで相席したことも
元乃木坂46で俳優の樋口日奈が、趣ある町中華の名店をめぐる番組『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS 毎週月曜よる10時)に、今年4月からレギュラー出演中。“たまちゃん”こと玉袋筋太郎と共に番組を盛り上げた、高田秋、坂ノ上茜の2名が卒業したことを受け、樋口と清田みくりが2代目メンバーに就任している。 2022年10月にアイドルグループを卒業し、その後多くのドラマや舞台で俳優として活躍する一方で、『町中華で飲ろうぜ』ではいい飲みっぷり・食べっぷりで視聴者を魅了している樋口。充実の現在に迫った。 ⇒【写真】『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)出演中の樋口さん
どこの現場に行っても「見てるよ」って声を掛けられる
――まず『町中華で飲ろうぜ』という人気番組に出演が決まった時の感想を教えてください。 樋口日奈(以下、樋口):初代の高田秋ちゃんがきっかけで『町中華で飲ろうぜ』を以前より拝見していました。番組ファンの方も多いというのは感じていましたし、出演が決まってうれしいという気持ちがありつつ、やっぱりどこか“お邪魔させてもらう”という感覚もあったので、はじめのほうはこれまでの番組の雰囲気を大事にして、違和感を与えないようにと気をつけていました。“なんか、変わっちゃったな……”と視聴者の方に思われないように。そういうプレッシャーはありました。 ――番組ファンが多いというのはまさにだと思います。“町中華”と言っても、当たり前ですが、同じ店は絶対になくて、キャストと店員さん、お客さんの一期一会の出会いがどこかあたたかさを感じさせますよね。 樋口:本当にそうです……! どこの現場に行っても「見てるよ」と声を掛けられるんです。そこで改めて、“たくさんの人に愛されている番組なんだな”と感じました。同じ業界で働く方々にも多くの番組ファンがいて、大先輩の方々からも「『町中華』出てるね!」と仰っていただくことがあり、私にとっても転機になったというか、いろんな人に知ってもらえるきっかけになったと思います。
実家ではゼロ中華「ロケ弁で酢豚を知った」
――ファン層の広がりを感じているというか。 樋口:以前から私のことを応援してくださっていて、見てくれている方もいますが、『町中華』をきっかけに知ったという方をSNSで見かけて、乃木坂46を卒業していろんなジャンルに挑戦していくというひとつの目標があったので、新たな扉を開けられたと思っています。 ――先ほど、高田さんのことを「秋ちゃん」と仰ってましたが、親交がある? 樋口:あります! 秋ちゃんがプライベートで町中華に行っているのをInstagramで見ていて、それがきっかけで気になったお店を保存したりしていました。番組に参加する前から、町中華に興味を持たせてくれました。 もともと、実家では食卓に中華が出てこなかったんです。芸能界に入ってから、ロケ弁で酢豚を知ったくらいで。そこからいろんな人に話しを聞いたり、スタッフさんにお店に連れて行ってもらったりして、“中華ってこんなに美味しいんだ”と知ることができました。舞台の稽古終わりによくひとりで行ったりもしています。