元乃木坂46樋口日奈「町中華は実家に帰ったような居心地」プライベートで相席したことも
2つの居場所があるのは本当に幸せ
――2022年に乃木坂46を卒業し、『町中華で飲ろうぜ』にレギュラー出演。目の前の景色・取り巻く状況が大きく変化していると思いますが、その点についていかがですか? 樋口:まず私自身が“楽しい”と思えるお仕事をさせていただけることはすごく幸せなだと思います。お酒を飲むのも、美味しいご飯を食べるのもすっごく好きですし、乃木坂46を卒業して、こういった新たなジャンルのお仕事に挑戦できるということは本当にありがたいなって。 一方で、俳優として頑張りたい気持ちももちろんあります。お芝居では普段の私とは別の人格を演じるので、町中華で楽しくお酒を飲むというお仕事は、唯一“私の素を出せる場”なんだなと思います。お芝居だけだと私のパーソナルな部分は知られなかった。町中華で素を出せるからこそ、安心してお芝居で他者を演じることができます。そんな2つの居場所があることは本当に幸せですし、存分にギャップを楽しみたいです。 ――ちなみにあまり中華が出なかったという樋口家の面々から感想はありましたか? 樋口:毎回、放送を楽しみにしてくれているようで、お父さんはお母さんに「明日はニラレバにするか」とか言うらしいです(笑)。番組に影響されちゃって。 ――中華料理が出ない樋口家に変化が訪れたんですね。 樋口:そうなんです。お母さんも中華にあまり馴染みがなかったんですけど、家族で「行きたいね」となって、地元の中華料理屋さんに行ったそうです。樋口家にも町中華の風が吹きました(笑)! <取材・文/中山洋平 撮影/藤木裕之> 【中山洋平】 1983年生まれ。群馬県前橋市出身、埼玉県川越市育ち。主にエンタメ分野のニュース・インタビュー記事を執筆。サウナ、ビジネスホテル、ファッション、Mリーグ、ボウリング、The Beatles、サザンオールスターズ、坂道シリーズ、お酒を好む。X:@yhinakayama
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