【EC向けChatGPT活用】「XとInstagramの投稿文」「キャッチコピー」「メルマガ」を生成AIは作れるのか? 時短につながる?
さて、プロンプトを入力した結果、ChatGPTはどんな回答を返してくるでしょうか。プロンプトの{SNS}の部分を「X」とした例です。お知らせや商品ページに誘導しています。
今度は「Instagram」とした例です。誘導先が、URLのリンクではなく、プロフィールになっており、媒体を識別しているのがわかります。
投稿文として違和感のないものが作成されています。後は皆さんのノウハウをプロンプトに反映してみましょう。 Instagramならもう少し長文でもいいかもしれません。その場合は、出力結果を見て「もう少し長く」などと指示してみましょう。また、ChatGPTで案出しするのも有効です。例えば、ハッシュタグを考えてもらうのは、よくある使い方の1つです。 ◆プロンプトの例 Instagramで本商品を拡散させるために適切なハッシュタグの案を30個考えてください。小テーマ、中テーマ、大テーマを考慮してください。
GPT-4の出力例です。小テーマ、中テーマ、大テーマを把握して、ハッシュタグが提案されました。バランス良く選ぶことができますね。
一方、GPT-3.5では小テーマ、中テーマ、大テーマとは何かを例示して細かく説明するとある程度反映されますが、参考程度の印象です。プロンプトから「小テーマ~考慮してください」を削除して、フラットに30個を見比べる方がわかりやすいでしょう。 ■ 4. キャッチコピーを考える ネットショップでトップバナーを作るのも、チラシを作るのも、メルマガを送るときも、キャッチコピーが必要です。ChatGPTに案を出してもらいましょう。 ◆プロンプトの例 では、この新商品のキャッチコピーを、20案考えてください。文体は倒置法を使って、数字をいれ、字数は30字を上限として、ターゲットのお困りごとに触れてください。あなたなりに「クリックしたくなるかどうか」の観点から、それぞれの案を100点満点で採点した結果も併せて出力してください。 なお、このプロンプトにおける、「文体は倒置法を使って、数字をいれ、字数は30字を上限として」は、みなさんのノウハウや好みの部分です。ご自身なりにアレンジしてみてください。