【EC向けChatGPT活用】「XとInstagramの投稿文」「キャッチコピー」「メルマガ」を生成AIは作れるのか? 時短につながる?
ECビジネスの現場でも活用が進んでいる対話型AI。この記事では新商品発売を想定し、あらゆる文章作成を試み、ChatGPT利用の実際を探ります。前回記事で作成したプレスリリース、お知らせ欄の情報をベースに、他の文章も作成していきましょう。 ■ 3. SNSの投稿文 新商品の取り扱い開始を潜在顧客、見込み顧客に伝えるにはSNSが有効です。「時間がないから運用が滞ってしまって……」「媒体ごとに書き分ける時間がなくて、いつも同じ文章で……」。こんなお悩みも一挙に解決します。
この記事では、新商品発売の情報を広く知らせるために作成した文章のスレッドを活用して、X(旧Twitter)、キャッチコピー、メルマガを作成します。
ちなみに、ChatGPTではスレッド管理ができます。目的やテーマごとに会話のスレッドを立て、一定量までは過去の会話も踏まえた上で、文章を作成していきます。つまり、スレッドの続きであれば、SNSの投稿文もこのようにシンプルな会話で作成できるんです。 ◆プロンプトの例 では、この商品の発売を{SNS}で知らせてください。ターゲットのニーズに触れた上で、ついシェアしたくなる本文を考えてください。本文は絵文字を使って、親しみやすくし、ハッシュタグをいれてください。おすすめの画像案もお願いします。 ChatGPTへの指示(以下、プロンプト)の{SNS}部分は、自社が運用しているSNS(例:Twitter、Instagram等)を入れてください。 なお、文章作成を、この章で説明するSNS投稿から開始する場合、プロンプトでは役割を最初に宣言をします(例:あなたはプロモーション専門のコンサルタントです)。そして、重要な新商品についてChatGPTには情報がありませんので、商品名、商品の特徴やメリット、ターゲット、リリース日、価格、購入方法やフォロワーに実施してほしいアクション(例:商品ページの訪問)などもプロンプトに含みましょう。 プロンプトは面倒で難しいものではありません。音声入力で読み上げればOKです。普段スマホからSNS投稿をしている方でしたら、ChatGPTもスマホで使えば音声入力ソフトも不要ですし、コピーボタンで簡単に投稿まで完了します。