石川祐希が欧州キャリア通算3000得点を達成!怒涛の開幕10連勝でペルージャは前半戦首位を確定
第4セットは序盤を終えたところで、サイドアウトに苦戦して2点のビハインドを負ったペルージャは、OHセメニウクをベンチに下げて1セット目で1プレーのみ起用した石川を投入。続いてOPもベンタラからキューバ代表のハイメ・エレーラへ替える。石川は、ザイチェフがライトで放ったストレートをブロックで鮮やかに阻止して1得点目を挙げると、守備でチームの巻き返しを後押し。終盤の入りには、レフトからのクロス弾2連発で逆転に成功する。 続いてエレーラがエースでリードを3点へ広げた後に、再びレフト攻撃で2得点を重ねる。終盤のレセプションミスが相手のブレークに繋がるもそれを強烈なアタックで払拭すると、エンドラインを僅かに捕らえた渾身のサービスエースで決勝点。連勝を「10」に延ばしたペルージャが翌週の最終節を残して前半戦の首位を確定させ、年末のコッパイタリア準々決勝はホームで8位と対戦することが決定した。 石川は途中出場の第4セットのみで7得点(アタック5、エース1、ブロック1)、アタック決定率71%を記録し躍動。逆転弾の直後にラリーを制して追加点を奪ったレフトからの一打で、クラブシーズン(イタリア+欧州)キャリア通算3000得点をマークした。 試合後、クラブのオンコートインタビューに応えた石川は、「自分の得点で試合を締めくくることができて良かった。(終盤に)苦戦した場面があったレセプションは修正すべき点」とコメント。中2日で臨むCEVチャンピオンズリーグと最終節のピアチェンツァ戦を控え、「勝利することが重要」と繰り返した。 次戦は、CL4回戦グループステージ第3戦(日本時間12月5日午前1時開始予定)。イタリア中部へは戻らず、モンツァ戦の翌日にミラノから空路で敵地へ移動したペルージャは、トルコ王者ハルクバンク・アンカラとの一戦に挑む。 構成●THE DIGEST編集部
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