GWは「おうちにいて」 小池都知事が臨時会見(全文1)毎日の買い物は3日に1回に
東京都の小池百合子知事は23日午後、都庁で臨時会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の小池知事が臨時会見 スーパーの入店制限など要請へ(2020年4月23日)」に対応しております。 【動画】東京都の小池知事が臨時会見 ◇ ◇
大型連休は「STAY HOME週間」に
司会:それではただ今から新型コロナウイルス感染症への対応について記者会見を始めます。出席者につきましてはお手元に配布の座席表のとおりでございます。初めに知事から発言がございます。そのあとに質疑応答を行います。それでは知事、お願いいたします。 小池:それでは始めさせていただきます。今年もいわゆるゴールデンウィーク、大型連休が近づいてまいりました。残念ながら今年はゴールデンというわけにはまいりません。おうちにいてください。「STAY HOME週間」とせねばなりません。そこで大型連休におけます新型コロナウイルス感染症対策について東京都としての会見をさせていただきます。 4月7日に緊急事態宣言が出されました。そして多くの都民の皆さん、事業者の皆さんには外出を自粛していただいたり、施設の休業など、これにご協力をいただいたりということで、それぞれ実践をしていただいているところであり、この間のご協力に対しましては感謝を申し上げたいと存じます。
本日の感染者数は134名
しかし、しかしです。都内ではいまだに感染者数が毎日100名以上の高水準のままであります。そうした中でこの大型連休に人の流れが激しくなって、人との接触がまた増えてしまう。よりいっそうの感染拡大が進むことが懸念されているわけであります。ちなみに本日の感染者数でありますが、合計しまして134名。亡くなった方は6名でありまして、そのうち女優の岡江久美子さんも含まれているという、とても残念な知らせでございます。 さて、そこでこの大型連休、これを前にしまして今年は違う取り組みをしなければならない。4月25日から5月6日まで、この12日間「いのちを守るSTAY HOME週間」といたします。「STAY HOME」、おうちにいましょう。ステイイン東京、東京にいましょう。そして「SAVE LIVES」、命を救いましょう。このように銘打ちまして、企業の皆さんの休業、そして都民の外出の抑制、いっそう進めるため、その点、取り組みを展開してまいりたいと考えています。 「いのちを守るSTAY HOME週間」、まず第1に在宅を進めるため、おうちにいていただくために都民、そして企業への呼び掛けを強化します。第2に在宅を楽しんでいただくための、外出を抑制する、そのための仕掛けをつくります。第3に首都圏で連携、協力した広報を、キャンペーンを展開いたしてまいります。これら3つの取り組みをパッケージにしまして展開します。とにかく家にいてください。そして人と人との接触機会を減らしていただきたい。この2週間は本当に大事な2週間になります。 まず「STAY HOME週間」ポータルサイト。これを東京都の公式ホームページがございますが、24日15時から「STAY HOME週間」のスペシャルなサイトを開設いたします。さまざまなコンテンツをそこに掲載しまして、在宅での過ごし方を提案してまいります。また、共通ロゴマークを作りまして、出てますか。テレビCMやウェブ、SNSなど、効果的な媒体を活用して統一的な広報を進めて、訴求力を高めてまいります。