「不安、イライラ……それ男性更年期かも!?」40代ライターが“男性更年期検査”を体験してみたところ……実録レポート
ライターが体験!男性更年期検査ルポ
MonoMax世代のライターが、土井先生のクリニックで実際に男性更年期検査を体験! ドキドキの結果とは……!? ※今回は、市ヶ谷ひもろぎクリニックでの検査内容です。他クリニックでは異なる場合があります。 (1)問診表に体調・メンタルの調子を細かく記入 事前に男性更年期検査を申し込み、当日、受付後に問診票に記入する。記入する項目はメンタル面・身体面の両方。メンタル面では最近眠れているか、不安になったりしないか、などを細かくチェックしていく。体調面では、疲れやすいかどうか、急に体がほてって汗をかいたりしていないか、睡眠時間、食事などについて回答する。 (2)問診で健康状態をより詳しく確認する 記入した問診票を見ながら、担当の医師が最近の調子や健康状態などをあらためて口頭で確認する。特に気になる点や困っていることなどがないかなどを話し、検査内容を決める。今回検査をした、市ヶ谷ひもろぎクリニックは心療内科も併設しているため、患者の状態によって心療内科分野の検査を追加する場合がある。 (3)エコー検査で膀胱の状態を詳しく見る 市ヶ谷ひもろぎクリニックでは、頻尿など排尿障害の悩みがある場合は、膀胱のエコー検査を行い、排尿障害の原因を探っていく。この検査によって排尿障害の原因が男性更年期にあるのか、または前立腺や膀胱の疾患にあるのかがより詳しくわかる。エコー検査で前立腺や膀胱に疾患が見つかることもあるという。エコー検査は腹部にジェルを塗り、表面に機器を軽く当てるだけなので、特に痛みはない。問題がなければ5分ぐらいで終了する。 (4)血液を採って成分を分析する 男性更年期を調べるためのスタンダードな検査方法。血液の成分を調べることで、男性ホルモン・テストステロンの量がわかり、男性更年期かどうかが詳しくわかる。また、赤血球数や血糖値、コレステロール、亜鉛の量など他の数値もわかるので、たとえ男性更年期でなくても、普段の生活で注意すべき点や足りない栄養素がわかったりして、健康指導に役立つことがある。男性ホルモン・テストステロンの値は午後になると低くなるので採血は午前中に行う。 (5)約1週間後に結果の説明 約1週間後、検査結果をもとに診察で説明を受ける。主に血液検査の結果を見て話を進め、男性更年期の疑いがあるとわかった場合は、今後の治療について話し合う。男性更年期でなくても、他の数値を見ながら気をつけるべき点などを教えてもらえる。ライター金山は男性ホルモン・テストステロンの値は基準値の範囲内だったが、一部の値が基準値の範囲外だったため、今後の生活で気をつけるべきポイントを指導された。