今のイタリア代表は“ほとんどインテル” マロッタ会長が誇るインテル組の重要性「全員に賛辞を送るよ」
インテルに近い戦い方とメンバー構成に
試合開始直後にとんでもないミスから先制点を与えてしまったが、EURO2024グループステージ初戦でアルバニア代表を2-1で撃破したイタリア代表。 チームを指揮するのはルチアーノ・スパレッティだが、その戦いぶりはかなりインテルに近いものがあった。今季のセリエAを制したインテルと同じく3バックがベースで、先発にはDFアレッサンドロ・バストーニ、フェデリコ・ディマルコ、MFダヴィデ・フラッテシ、ニコロ・バレッラとインテル組の4人が入っている。 さらに途中からはDFマッテオ・ダルミアンも登場。今のアズーリにインテルが大きな影響を与えているのは明らかだ。 この結果をインテルの会長に就任したジュゼッペ・マロッタ氏も喜んでいる。伊『Calciomercato』によると、マロッタ会長はアズーリの選手たちに賛辞を送ると同時に、そこに貢献しているインテルの選手たちを称えている。 「私たちがこれまで行ってきた全ての仕事と、選手たちの成長に大きな誇りを感じている。私は全員に賛辞を送るよ。そして代表チームにインテルが貢献できることを非常に誇りに思う」 自国のクラブで自国の選手が結果を出しているのは非常に重要で、インテルの選手たちにはクラブでしか培えない連携がある。これは大きな武器となるはずで、イタリアの組織力はかなりの高さと見ていいだろう。
構成/ザ・ワールド編集部