「貯蓄が3000万円以上ある」70歳代は何パーセント?現代シニアの年金額と生活費も確認
おわりに
70歳代で貯蓄額が3000万円というのは、高い水準であるということがわかりましたが、決して無理な数字ではありません。 例えば、40歳から貯蓄を始めても、年間で100万円を貯めることができれば70歳までの30年間で3000万円を貯蓄することが可能です。 収入がある時は、貯蓄を考えられずにお金を消費してしまう方も多いですが、30歳代や40歳代の頃から無理のない貯蓄をしていくことで、経済的にゆとりをもった老後生活を迎えることができるようになります。 ライフプランや資産運用を活用して、自身の生涯の計画を立てながら、無理のない貯蓄を目指していきましょう。
参考資料
・厚生労働省「令和5年簡易生命表の概況」 ・金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」 ・日本年金機構「令和6年4月分からの年金額等について」 ・統計局「家計調査報告(家計収支編)2023年(令和5年)平均結果の概要」
斎藤 彩菜