スパイスチャージで猛暑に打ち勝つ、東京の本格派「火鍋」3選
【火鍋02】日式火鍋「裏の山の木の子」の「きのこ火鍋」
もっと火鍋でデトックスしたい? なら、契約農家直送のキノコをたっぷり使った「裏の山の木の子」の「きのこ火鍋」なんていかがでしょ? 朱色のトキイロヒラタケや黄色のタモギタケ、野生種エノキや定番のシイタケなど、常時10~12種類ほどのカラフルなキノコの盛り合わせを火鍋で愉しめます。
スープは昆布出汁に独自で調合したスパイスを加えた、赤と白の2色スープで楽しむスタイル。中国や台湾をはじめ、世界の鍋料理のエッセンスや日本の出汁文化、そしてきのこを融合させた唯一無二の日式火鍋です。 店内に設けられたタレBARには約20種類の調味料や薬味があるので、お好みでスープやタレをアレンジ可能。「これおいしいんじゃない?」なんてスープやタレを味変して食べ比べすれば、ふたりの会話も弾むはず。「〆野菜中華麺」など、〆までギルティーフリーな内容だから、ヘルシー志向な彼女も大満足してくれます。
【火鍋03】納豆がいい仕事する、「貴州火鍋」の「豆鼓火鍋」
いままでいろいろ食べてきましたが、世界にはまだまだ知られざる美味があります。「新小岩」駅から徒歩6分……3つ星レストラン好きな美食家とは縁のなさそうな町にひっそりと佇むのが「貴州火鍋」。その名のとおり、貴州省の料理を供する店です。 貴州とは、中国にあって四川省の南、湖南省の西に位置する山岳地帯。苗族やトン族など少数民族が多く住むことでも知られており、店長の林敏(リンミン)さんは、貴州の中でも辛い唐辛子の産地だという遵義出身。その唐辛子はさまざまな方法で発酵され、多様な料理に使われるが、この「発酵」が貴州料理の最大の特長なのだそう。
「豆鼓火鍋」はこの遵義の郷土料理のひとつ。貴州の豆鼓は麹で発酵させる通常の豆鼓と異なり、納豆菌で発酵させるのが特徴。つまり日本の納豆に近い。ということで「貴州火鍋」の豆鼓火鍋には、日本製納豆を発酵唐辛子と炒めたものを使用しています。