第1位に輝くお城の物語は? 松平定知の「一城一話55の物語」人気記事ベスト10発表!
第3位『本能寺の変で暗転した佐々成政の生涯富山城を秀吉軍10万に囲まれるも大大名に復活、波乱の結末が待っていた』
【富山城】(別名・浮城、安住城) 天文12(1543)年に水越勝重(みずこし・かつしげ)によって築かれ、織田信長の家臣、佐々成政が城主になった。その後、越中は前田利家に与えられ、焼失した富山城を息子の利長が慶長14(1609)年、幕府に許可を得て再築城。かつては神通川に浮いているように見えたことから浮城と呼ばれた。本丸を三方から二重に取り巻く水堀が特徴で、虎口や曲輪のレイアウトは聚楽第がモデルとされるが、石垣や堀以外遺構はなく、現在の模擬天守は松本城などがモデルにされた。城内は富山市郷土博物館になっている。 住所:富山市本丸1-62 ※松平定知さんのコラムは下記のリンクから読めます ・ 本能寺の変で暗転した佐々成政の生涯富山城を秀吉軍10万に囲まれるも大大名に復活、波乱の結末が待っていた https://otonano-shumatsu.com/articles/408607
第2位『家康は、切腹と決まった真田昌幸・幸村親子の助命をどう聞いたか93歳の天寿を全うした真田信之、松代城はかつて武田信玄も拠点にした』
【松代城】 武田信玄の軍師だった山本勘助が築城した海津城をベースにする平城で松代真田家3代、幸道の時に松代城と改められた。明治に廃城となって壊されたが、平成に入って復元が進み、本丸太鼓門や太鼓門前橋、二の丸土塁などが完成した。桜の頃はひときわきれいで多くの観光客が訪れる。 住所:長野市松代町松代44 ※松平定知さんのコラムは下記のリンクから読めます ・ 家康は、切腹と決まった真田昌幸・幸村親子の助命をどう聞いたか93歳の天寿を全うした真田信之、松代城はかつて武田信玄も拠点にした https://otonano-shumatsu.com/articles/412923
第1位『高田城の城主だった松平忠輝「幽閉67年」何が父・家康に嫌われたのか』
【高田城】 徳川家康の六男・松平忠輝の居城として天下普請(徳川幕府が諸大名に命じて工事をさせること)によって築城。工事の総監督は忠輝の舅でもあった伊達政宗。すべての曲輪に土塁が採用され、石垣のないのが特徴。わずか4カ月で完成し、天守はなく三重櫓が代用された。三重櫓は平成5(1993)年に再建。現在は桜の名所として知られ、日本三大夜桜のひとつとされる。 住所:新潟県上越市本城町6ー1(高田城址公園内) ※松平定知さんのコラムは下記のリンクから読めます ・ 高田城の城主だった松平忠輝「幽閉67年」何が父・家康に嫌われたのか https://otonano-shumatsu.com/articles/396224