大阪府・新型コロナ重症者急増受け高齢者対策強化 知事「優先的にどんどん検査をまわしていきたい」
高齢者や同居家族、高齢者施設職員などに呼びかけ
大阪府・新型コロナ重症者急増受け高齢者対策強化 知事「優先的にどんどん検査をまわしていきたい」
大阪府の吉村洋文知事は19日、大阪府庁で行われた「新型コロナウイルス対策会議」に出席。終了後に行われた会見で新型コロナウイルスの重症患者が急増していることなどを受け、重症化しやすい高齢者の感染を防ぐため、高齢者やその同居家族、高齢者施設や医療機関職員などを優先的に検査していく考えを示した。 【中継録画】大阪府がコロナ対策本部会議 「ミナミ休業要請」は予定通り20日で終了(2020年8月19日)
「優先的にどんどん検査をまわしていきたい」
吉村知事は会見冒頭で大阪府民へのお願いとして高齢者や同居をしている家族、高齢者施設や医療施設の職員などに対し「感染リスクの高いエリアでの行動をぜひ避けていただき、もしなにか症状があればできるだけ早くの検査の受診をお願いしたい」と述べた。 また、検査については「優先的にどんどん検査をまわしていきたいという風に思ってます」と話し、ここは保健所とも共有し、検査体制をこれからも強化をしていきたいと明かした。
急増する重症者数に今後も注視
急増する重症者数については「今後も注視していきたい。重症のベッドは非常に重要」と述べ、それぞれの病院でみれば非常にひっ迫した非常に厳しい状況で「余裕がある状況だとは考えてはいません」という認識を示した。 吉村知事は「病院の方が本当に切迫した状況の中で命を救う活動をしていただき感謝したいと思いますし、非常に緊迫している状況だと思うので、少しでも減らせるように努力はしていきたいと思ってます」と話していた。