【疑問】年金と給与、両方から「住民税」が天引き…これは二重課税じゃないんですか?【FPが解説】
まとめにかえて
働きながら年金を受給するシニアも増えている現代。 どちらからも住民税が徴収されるケースも存在するため「二重課税では?」と驚く方もいるでしょう。 年金から天引きされるお金の内情を知ることで、ねんきん定期便などに記載された金額を鵜呑みにするのではなく、収入目安額を適切に把握できるはずです。 少子高齢化が加速する日本。現役世代だけではなく高齢者世代にも社会保険料の負担が増加しています。 今後も社会保険料などの負担が増えれば、年金の手取り額がさらに減少する可能性もあるでしょう。年金以外に頼れる老後資金を準備しておくことが大切です。 自分に合った老後資金の備えについ、情報収集から始めてみるのもよいかもしれません。
参考資料
・日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」 ・厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・日本年金機構「年金から所得税および復興特別所得税が源泉徴収される対象となる人は、どのような人でしょうか」 ・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・宮崎県都城市「給与と年金、両方から特別徴収されるのはなぜですか?」 ・LIMO(太田彩子)「【年金天引き】給与から「住民税」が引かれるのに年金からも天引き? これって二重課税じゃないの?」※上記記事の数値を一部記事内に引用しています
足立 祐一