「アプリより手書きのほうが貯まる」と聞いたので家計簿を買いましたが全然続きません。キャッシュレスが多い場合はどうやって記録したらいいのでしょうか?
家計簿は家族の収支の見直しやライフプランの実現に欠かせない取り組みですが、まったく続かないといった方も多くいるでしょう。 家計簿の記帳は継続することが最も大切とされているため、続けるためには自分に合ったツールや手法を見つける必要があります。そこで本記事では、キャッシュレス主体の場合におすすめの家計簿のつけ方や、継続のコツについて解説します。
キャッシュレスで家計簿をつける方法
家計簿が続かない原因の一つとして、毎日つけ続けるのが面倒なことが挙げられます。特に手書きの家計簿の場合は、毎日帳簿をつける習慣が必要です。 しかし、疲れているときや面倒に感じるときに記帳をやめてしまう人もいるでしょう。手書きの家計簿を継続させるにはいくつかのポイントがありますが、人によって向き・不向きがあります。 また、現在は「家賃などの固定費をクレジットカード払い」「食事代をスマホ決済」など、現金の使用頻度が低い方も珍しくありません。キャッシュレスは「使った金額の詳細が見えづらい」「使いすぎてしまう」との意見も聞かれますが、近年は専用のアプリを使って利用履歴を手軽に確認でき、家計簿をつけるのに利用できます。 そこで本項では、日常の買い物や毎月の支払時に、キャッシュレス決済をメインで使っている場合におすすめの方法を紹介します。種類によっては家計簿アプリと連動して自動的に帳簿をつけてくれるため、手書きの家計簿が続かない方は、以下の方法を試してみましょう。 ◆クレカや電子マネーの専用アプリを利用する キャッシュレス決済でクレジットカードを頻繁に利用している方は、使用しているクレジットカードのアプリをダウンロードしましょう。 アプリ内では支払いの合計金額や、どの日付に何の項目でカードを利用したかが、24時間いつでも確認できます。これまでクレジットカードの支払い状況が不明瞭だった方は、家計の状況を把握するためにも専用アプリを取り入れるとよいでしょう。 また利用履歴を追えるのは、クレジットカードだけなく電子マネーの類いでも同様です。交通系ICカードを始めとした電子マネーカードやスマホ決済にも専用のアプリが存在し、残高照会やチャージといった各種機能を利用できます。 ◆クレカや電子マネーのアプリと連携できる家計簿アプリを利用する スマホの家計簿アプリのなかには、特定のクレジットカード・電子マネーアプリと連携して、支出の情報を共有できるものも存在します。既存の家計簿アプリや手書きで続かない場合は、キャッシュレス決済と連携できる家計簿アプリを利用し、記帳を自動化しましょう。 「どうしても帳簿をつける習慣が身につかない」「毎日忙しくて家計簿をつけている時間がない」といった場合は、面倒な記帳作業を自動化できる家計簿アプリを使うとよいでしょう。