「アプリより手書きのほうが貯まる」と聞いたので家計簿を買いましたが全然続きません。キャッシュレスが多い場合はどうやって記録したらいいのでしょうか?
家計簿を活用・継続させるコツ
記帳作業が自動化されても、内容を家計に生かさなければ家計簿をつける意味がありません。家計の把握や改善に発展させることこそ、家計簿をつける意義といえるでしょう。本項では、記帳した家計簿を活用するコツを紹介します。 ◆支払い元を統一する キャッシュレス決済と家計簿のアプリを連携させて家計を管理するには、使用するクレジットカードや電子マネーの種類を絞り込む必要があります。できるなら、家計簿アプリの連携に対応しているものに統一するとよいでしょう。 支払い方法が複雑化すると個別で管理しなければならず、非常に手間がかかります。例えば、固定費は1つのクレジットカード、買い物は1つの電子マネーというように、シンプルに管理できるよう工夫しましょう。 ◆確認は1ヶ月に1回で十分 家計簿アプリは毎日確認する必要はなく、1ヶ月ごとに行うことをおすすめします。毎日無理に行うと負担になりやすく、かえって続かない可能性があります。固定費は毎月決まった日に引き落とされるため、1ヶ月分の家計簿を先月分と比較したうえで改善点を考えるとよいでしょう。
家計簿を手書きにこだわる必要はない
アプリを使った家計管理は、記帳が苦手な方でも続けやすいため、忙しい場合や継続が苦手な方におすすめです。 しかし、家計簿は手書きが向いている方もいれば、アプリのほうが管理しやすい方もいます。相性は人によって異なるため、まずはさまざまな方法を試してみて、自分に合った方法を探すとよいでしょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部