志田未来は“最強のエイジレス女優”! 強みは31歳でも「ブランディングしないこと」と識者
都内で行われた経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」新CM発表会に女優の志田未来(31)が登場したのは22日のこと。 【秘蔵写真】子役時代の芦田愛菜、マイクを握ってニッコリ もしも女優になっていなかったら、という質問に「6歳の頃に、お仕事を始めたので、他の仕事に就いたらと正直、考えたことがない。このお仕事を続けられたらと思い……今、31歳で。人と接するのが好きなので、アパレル店員さんをやりたい」とコメントした。 志田といえば、06年に主演したドラマ「14才の母」(日本テレビ系)で、弱冠13歳でギャラクシー賞奨励賞、橋田賞新人賞など受賞。その後もテレビドラマと映画を主戦場にコンスタントに出演しているものの、バラエティー番組に出演することは少なく、既婚であるイメージすらない不思議な存在であり、31歳という年齢には驚いてしまう。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は志田の強みについて「ブランディングしないことが最強のブランディング」としてこう続ける。 「10代の頃から同じイメージを保っているのは奇跡的。テレビは俳優にブームが来ると集中的に起用し、その反動ですたれがち。その点、志田さんは露出のコントロールが絶妙。それは子供の頃から俳優も消費される世界であることを見ているからこその裁量で、ある意味俳優の仕事が好きな職人気質とも言えます。芸能界では年齢を重ねるごとにブランディングを変えて消費されないようにしますが、ブランディングに必死だったり迷走していると視聴者も冷めてしまう。実は志田さんのようにプライベートも明かさず、ブランディングしないことが最強なのです」 今期は「下山メシ」(テレビ東京系)に主演。登山のあとのメシに命をかける主人公の物語で「孤独のグルメ」の女性版。いわゆる“テレ東俳優”に志田も抜擢された。 「テレビ東京は長寿番組が多く、ニッチでずっと見てもらえるコンテンツを作るのが“お家芸”。松重豊さんが『孤独のグルメ』に抜擢されているのと同じように、志田さんも名バイプレーヤーで“いぶし銀の魅力”があるオンリーワンの存在。オンリーワンになると年齢が関係なくなるので、石田ゆり子さんや永作博美さんのように志田さんも“奇跡の~”と肩書のつく俳優になるのでは」(鎮目氏) “最強のエイジレス女優”だ。 ◇ ◇ ◇ 記事にも出てきた「下山メシ」だが、その評判は上々だ。関連記事【もっと読む】志田未来「下山メシ」(テレビ東京系) 新たな“グルメ女優”の誕生だ…では、志田未来を生かし切った同作について伝えている。