フェリペ・マッサ、自身2度目のデイトナ24時間挑戦へ。初参戦の2024年はクラス3位/IMSA
元F1ドライバーのフェリペ・マッサは、アメリカ・フロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで先週末に行われたIMSA公認テストに参加したLMP2チームのライリーとともに、来季2025年1月に同地で開催されるデイトナ24時間レースに出場することを認めた。 【写真】マッサがドライブする予定の74号車オレカ07・ギブソン(ライリー) 43歳のブラジル人ドライバーがSportscar365に語ったところによると、ライリーは今季と同じ布陣で2025年シーズンの開幕ラウンドに臨むという。つまり74号車オレカ07・ギブソンのラインアップは、フルシーズンドライバーであるガー・ロビンソンとフェリペ・フラガ、ミシュラン・エンデュランス・カップで助っ人を務めるジョシュ・バードンの3名にマッサが第4ドライバーとして加わることとなる。 上記4名のドライバーたちがシェアしたライリーのLMP2マシンは、マッサのスポーツカーレースデビュー戦となった今年1月のデイトナでクラス3位表彰台を獲得している。 「(再挑戦を)楽しみにしている」とSportscar365に語ったマッサ。 「またLMP2カーでレースをするつもりだ。そのクルマで今年初めて耐久レースに出た。次のデイトナ24時間も同じチームでやるよ」 「(今年のレースは)3位でフィニッシュできたので良かった。ここでレースができて本当に楽しかったし、またやりたいんだ」 母国ブラジルのストックカーレース、SCBストックカー・ブラジルの“プロ・シリーズ”に参戦し、2ラウンド計4レースを残した時点でドライバーズランキング首位につけているマッサは、IMSAでのスポーツカーレースへの出場はデイトナのキャンペーンに限られるだろうと述べた。 「年に一度出るには、いいレースだよね」 「デイトナを楽しみにしている。僕は普段、ストックカー・ブラジルでレースをしていていて、今年はそこでもチャンピオン争いをしているので、それを続けていくつもりだ」 それにもかかわらず、マッサは来年の24時間レースでLMP2クラスに戻ることに興奮を示した。 「かなり競争の激しいカテゴリーだ。そこでプロトタイプカーをドライブするのは楽しいものだ」 「ダウンフォースが非常に強力で、そのようなクルマをドライブするのはとても楽しい。だから、僕はその日が来るのが待ちきれないんだ」 [オートスポーツweb 2024年11月20日]