「旅館は敷居が…」と感じるあなたへのオススメは甲府と道後。温泉オタク会社員が<ビジホ>活用の超充実プランをご提案
◆愛媛県・道後温泉 さらに似たような温泉地で、愛媛県の道後温泉があります。 四国随一ともいわれる温泉地ですが、訪れてみればかなりコンパクト。 そして、四国最大の歓楽街・松山から路面電車でわずか20分程度です。 道後の宿もいいですが、個人的には道後で日帰り入浴×松山の街中のビジネスホテル×夕食は松山でおいしい鯛めし、が超充実した旅行になると思っています。
◆松山での移住生活 身の上話の余談ですが、20歳のころに地方での暮らしに憧れて、松山に数カ月だけ移住したことがあります。 大きいアーケード街からちょっと路地に入ったところのバーで修業をしていました(別に、将来バーテンダーをやりたかったわけでもないのに……!)。 酔っ払ってコケて骨折して、カクテルが作れなくなって、ひたすらお客さんとトークするだけのアルバイトになったの、今思い出しても恥ずかしい。 でも、仕事がない日曜日に自転車を走らせて、わざわざ道後の温泉まで行っていたの、涙が出るほど気持ちよかったです。 特徴的な湯というわけではないのですが、どうも道後はまた行きたくなって仕方がありません。 ※本稿は、『女ひとり温泉をサイコーにする53の方法』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。
永井千晴
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