ドジャース・山本由伸＝ドジャースタジアム (撮影・水島啓輔)

ワールドシリーズ第2戦（ドジャース―ヤンキース、26日、ロサンゼルス）米大リーグのワールドシリーズ（WS＝7回戦制）はドジャースタジアムで第2戦が行われた。先発したドジャース・山本由伸投手（26）は五回まで1安打1失点の好投を見せた。 【写真】先着４万人に配布されたドジャース・山本由伸のボブルヘッド人形 2007年松坂大輔（レッドソックス）、17年ダルビッシュ（ドジャース）に次いで日本投手3人目となるWS先発を託された右腕。一回に直球が最速98マイル（約157・7キロ）を計測するなど序盤から球威全開で立ち上がった。三回にソトに失投となった直球を右翼席に運ばれたが、五回まで安打を許したのはこの1本だけ。ジャッジは空振り三振と力ない右飛とし2打席連続で封じた。WS勝利投手となれば、07年松坂大輔以来となる。 大谷翔平投手（30）は「1番・DH」で出場し、4―1の2死三塁の好機で迎えた第3打席だったが、遊ゴロ。この日は一回に中飛、三回に空振り三振と3打席目まで無安打だった。 それでもド軍打線は二回にエドマンの左越えソロで先制すると、三回はベッツが左前打、続くT・ヘルナンデスが右翼席へ勝ち越し2ラン。さらに第1戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放ったフリーマンが2者連続となるソロ本塁打を右翼席に放った。