メルセデス・ベンツのミニバン「Vクラス」がマイナーチェンジで表情一新!
メルセデス・ベンツ日本は10月1日、マイナーチェンジを受けた「Vクラス」を発表、同日より予約注文受付を開始した。税込車両価格は940万円~1370万円で、ハンドル位置は全車右。配車は10月上旬以降で、エントリーモデルの「V 220 d」は11月下旬以降の予定だ。新デザインのフロントグリルや12.3インチワイドディスプレイなどの採用で洗練性がさらにアップ! マイナーチェンジを受けた新しいVクラスは、内外装デザインや機能装備など、多角的なアップデートが実施された。エクステリアではより迫力を増したフロントグリルが特徴的。「V 220 d」「V 220 dロング」「V 220 dエクストラロング」のフロントグリルは、メルセデス・ベンツのデザインに共通する無数に散りばめられたスターパターングリルに2本のルーバーを採用。一方「V 220 dエクスクルーシブ ロング プラチナムスイート」と「V 220 dエクスクルーシブ エクストラロング ブラックスイート」には、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットと、5本のクロームルーバーを備えた専用フロントデザインを採用するとともに、ボンネットマスコットを装備する。 さらに、マルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトを全車に採用。ヘッドライトとともにラジエーターグリルが光る「イルミネーテッドラジエーターグリル」は、「V 220 dエクスクルーシブ ロング プラチナムスイート」と「V 220 dエクスクルーシブ エクストラロング ブラックスイート」に標準装備され、「V 220 d」「V 220 dロング」「V 220 dエクストラロング」では、オプションのAMGラインパッケージ装着車で装備される。 リヤビューでは、フルLEDのコンビネーションランプのカバーがクリア(透明)になり、ブラックインサートの入ったデザインへ変更されたほか、クロームのトリムストリップの上部に「Mercedes-Benz」のレタリングが施された。 ボディカラーは、新しいソリッドペイントして「ジュピターレッド」「ヴィンテージブルー」「アルペングレー」が追加。メタリックペイントでは「カラハリゴールド」「ソーダライトブルー」「ハイテックシルバー」が加わった。 インテリアでは、コックピットディスプレイとメディアディスプレイがともに12.3インチに拡大。メディアディスプレイはタッチ操作にも対応した。対話型インフォテメントシステム「MBUX」も標準装備された。 加えて、ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性を有した、静電容量式のステアリングホイールの採用も新しい。ステアリングホイールには全車でヒーターが備わる。 パワートレインは全車共通。163ps/380Nmを発する2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン「OM654」と9速AT(9Gトロニック)の組み合わせで、後輪を駆動する。WLTCモード燃費は「V 220 d」が13.0km/Lで、それ以外のグレードが12.6km/Lと発表された。なお、エントリーモデルに位置付けられる「V 220 d」を除く全車でエアマチックサスペンションが標準装備されている。 ●メルセデス・ベンツ「Vクラス」ラインナップ ・V 220 d:940万円 ・V 220 dロング:975万円 ・V 220 dエクスクルーシブ ロング プラチナムスイート:1355万円 ・V 220 dエクストラロング:1020万円 ・V 220 dエクスクルーシブ エクストラロング ブラックスイート:1370万円 ※価格は消費税込み
MotorFan編集部