30代年収400万円ですが、昔から憧れていた「ハーレー」に乗りたいです。維持費が高いと聞きますが、購入は難しいでしょうか?
バイク好きの方であれば、ハーレーダビットソン(以下ハーレー)に一度は乗ってみたいと思う方もいるでしょう。しかし、ハーレーに限らずバイクの購入後は維持費もかかるため、購入費用と合わせて無理なく購入できるかどうか確認することが重要です。 今回はハーレーのメーカー希望小売価格や維持費を解説します。実際の購入シミュレーションもご紹介しているため、参考にしてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
ハーレーのラインアップとメーカー希望小売価格
ハーレーのラインアップとメーカー希望小売価格は表1の通りです。 表1
※ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社「2024モーターサイクル」を基に筆者作成
ハーレーにかかる維持費
ハーレーを購入後は、車体の購入価格以外に維持費もかかります。ハーレーにかかる維持費には以下のようなものがあげられます。 ・軽自動車税 ・車検費用 ・保険料 ・ガソリン代 ・駐車場代 ・メンテナンス代 上記のなかだと、軽自動車税は毎年支払いが必要となり、車検費用は新車の場合は3年、以降は2年ごとに支払わなければいけません。また、ガソリン代と駐車場代は毎月かかる維持費となります。
ハーレーの購入方法
ハーレーを正規ディーラーで購入する際は、一括支払いまたはローンで購入できます。ハーレーの正規ディーラーで利用できるローンは、以下の4つの種類から選択できます。 ・スタンダードプラン ・ハーフアップ・プラン ・アレンジプラン ・カスタム&メンテナンスプラン ローンで支払う場合はそれぞれ特徴が異なるため、資金計画やライフプランに合わせて選ぶことが重要です。
ハーレーの購入シミュレーション
実際にハーレーをローンで購入する際のシミュレーションをしてみましょう。ここでは以下の条件でシミュレーションを行います。 ・クルーザーのFATBOY114 ・ハープアッププラン(据置分割払い) ・頭金なし ・支払い期間3年 ・据置金額100万円 ハープアッププラン(購入価格の最大半額まで据置いて残りを分割で支払う方法)で上記の条件で試算すると、月々の返済額は6万7300円となります。 ローンで購入する際の返済負担率は25%~35%が目安とされています。年収400万円の場合は手取りが26万円程度と考えられ、今回の場合は返済負担率が26%程度と基準内におさまっているため無理なく購入できると考えられます。 ただし、前述したように維持費もかかってくることや、ほかにも借入などをしている場合は生活を圧迫してしまうリスクも考えられるため注意が必要です。
年収400万円でもローンであれば無理なくハーレーを購入できる可能性がある
ハーレーをローンで購入する際は、購入モデルやローンの種類にもよりますが、年収400万円でも無理なくハーレーを購入できる可能性があります。 ただし、購入後は軽自動車税の支払いや車検費用、ガゾリン代などの維持費もかかるため、車体の購入価格だけではなく購入後の維持費も想定したうえで、検討することが重要です。 出典 ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社 2024モーターサイクル ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社 バイク購入ローン ハーレーダビッドソン ジャパン株式会社 ローンシミュレーター 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部