【J1昇格PO】6位仙台が3位長崎に4発大勝「真ん中に蹴る決意」エース中島がPK含む2得点
<J1昇格プレーオフ:長崎1-4仙台>◇1日◇準決勝◇ピースタ 6位仙台がアウェーで3位長崎に4-1で大勝し、7日の決勝に進んだ。今季のリーグ戦でチーム最多13得点を挙げたFW中島元彦(25)が2得点。引き分けでも敗退が決まる状況だったが、エースFWは試合後のインタビューで「うれしい勝ちですし、あと一つ残っているので油断せずに練習からまた頑張っていきたい」と語った。 前半31分にPKを迷うことなく、ど真ん中に蹴り込んで先制した。「自分が外したら、仕方ないとみんなが思ってくれているので、(蹴るまで)時間が空きましたけど、相手の応援団を見ながら逆に吹っ切れた。真ん中に蹴る決意を持って、そこしか見えていなかった」と言った。 3-1の後半アディショナルタイムにはカウンターから右足でゴール左隅に流し込んで追加点。「点差は開きましたけど、長崎がどこかで1点取っていたら押し込まれてやられるだろうと思っていた。自分があと1点決めたら、後ろも楽になるだろうと思っていたし、チャンスを狙っていた。追加点を取れてよかった」と振り返った。 決勝に向けて「失うものはないですし、(この日も)勝ちしか許されないという場面で全員が戦っていた。そういう試合ができているときは良い試合。それを全選手が意識しながら練習から競争して最後の試合に臨みたい」と意気込みを語った。