ファン喜び「震える」「引き抜かれるかと」「順番に意図を…」昇格を逃した山形が連日の主力残留リリース
モンテディオ山形は4日、FWディサロ燦シルヴァーノ(28)とMF國分伸太郎(30)の契約更新を発表した。 【写真】「すげえ」「両チームOK出したのか」「斜め上すぎ」J1昇格POで斬新ユニフォーム販売 今季の山形はJ2リーグ戦を9連勝で締めくくり、4位で3年連続のJ1昇格プレーオフ進出。しかし、1日の準決勝で5位のファジアーノ岡山に0-3で敗れ、10年ぶりのJ1復帰は叶わなかった。 クラブは試合翌日から早くも来季に向けて動き出している。 まずは2日に渡邉晋監督(51)の来季続投を発表。3日には契約更新の第1号選手として、今夏に鹿島アントラーズから“帰郷”してラスト9連勝の立役者となったMF土居聖真(32)が先陣を切った。 そして4日に契約更新2人目として発表されたのは、土居と共にシーズン途中の加入で起爆剤となったディサロ。リーグ戦14試合で8ゴールを記録したストライカーはクラブ公式サイトを通じ、「このチームでシーズン最初から戦えることが嬉しいし、(プレーオフで負った)怪我を治して早くNDソフトスタジアム山形で大歓声の中でプレーしたいです。そして、このチームと共に必ずJ1に上がりたいと思っています」と闘志を燃やしている。 また、同日には國分が3人目の契約更新。土居の加入後、トップ下から左ウイングに移っても好パフォーマンスを続けたユーティリティー選手は「年々増してく、皆さんのモンテディオへの期待を今年は例年以上に感じました。その期待に応えるために、もっと強く逞しい選手になります。来年こそは必ずJ2優勝、J1昇格を成し遂げます」と誓った。 連日の主力残留にX(旧ツイッター)上では「レレ(ディサロの愛称)ありがとう!!」「シーズン最初からレレがいるって最強じゃん!!」「早く怪我治りますように!お大事に」「土居・ディサロの契約更新からスタートって幸先安泰過ぎる」「リリースの順番に並々ならぬ意図を感じる」「二枚看板確保」「國分選手ありがとう!」「これは凄い 正直抜かれると思ってた」「今の山形のサッカーに欠かせない選手」「強いままでいてくれそうなのは、いろんな意味でふるえますね!!」「来シーズンは楽しみでしかない」と喜びや期待の声が上がっている。 一方、同じ日にFW後藤優介(31)の契約満了も発表された。本人は退団に際して「チームに貢献出来なかったことを申し訳なく思っています」と語ったが、加入1年目の昨季からトップ下を主戦場に活躍。今季は負傷の影響などでプレー時間が限られたものの、9連勝中の山場の1つとなった清水エスパルスとのアウェー戦(○2-1)で劇的な決勝ゴールを挙げるなど、要所で存在感を示した。クラブやファン・サポーターに向け、「これからもモンテディオを心から応援しています。2年間ありがとうございました」と感謝を述べている。