ホーランド新監督就任の横浜FM、新たにキスノーボ氏がヘッドコーチに就任「このすばらしい旅を…」
横浜F・マリノスは23日、パトリック・キスノーボ氏がヘッドコーチに就任することを発表した。 【ゴール動画】横浜FM、2024シーズンJ1最終節は名古屋に完敗 オーストラリア出身のキスノーボ氏は、1981年3月24日生まれの現在43歳。現役時代は母国のサウス・メルボルンやメルボルン・ハート(現:メルボルン・シティ)だけでなく、イングランドのレスター、リーズ、イプスウィッチ、スコットランドのハーツでも活躍した。オーストラリア代表としても、国際Aマッチ通算18試合出場1ゴールを記録している。 現役引退後は指導者に転身し、これまでにメルボルン・シティでユースチームおよびトップチームのアシスタントコーチや女子チームの監督を歴任。メルボルン・シティのトップチームでは、かつて横浜FMを3年間率いたエリク・モンバエルツ氏(現職:トロワのアドバイザー)の下でアシスタントコーチを務めた経験を持つ。2020年9月からはメルボルン・シティのトップチームで監督を務めたほか、2022年11月からは当時リーグ・アン(フランス1部)のトロワでも指揮を執った。 メルボルン・シティ、トロワとシティ・フットボール・グループ(CFG)傘下のクラブを経て、今年7月からは母国のメルボルン・ビクトリーで監督に就任した。2024-25シーズンのAリーグ・メン(オーストラリア1部)では7試合を率いて5勝1分1敗と好成績を収めていたものの、今月16日に退任が発表。再びCFGグループのクラブでキャリアを積むことが決まった。 ヘッドコーチ就任に際し、キスノーボ氏は横浜FMを通して次のようにコメントを発表している。 「横浜F・マリノスの一員となることをとても楽しみにしています。ピッチでの成功を目指し、才能ある選手、献身的なスタッフ、そして情熱的なファン・サポーターと共に、優れた文化とチームワークを育むために、スティーブ ホーランド監督を全力でサポートしていきたいと思います。このすばらしい旅を皆さんと一緒に始められることを心待ちにしています!」 横浜FMは2024明治安田J1リーグを9位で終え、2シーズンぶりの覇権奪還を逃した。シーズン終了後には、ジョン・ハッチンソン暫定監督(現:ジュビロ磐田)の退任と、スティーブ・ホーランド新監督の就任を発表。スタッフだけでなく選手の入れ替わりも激しいオフを過ごすなか、新たなヘッドコーチを迎え入れることが決まった。
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