冬になると血糖値が高くなる理由とは?冬の血糖変動を最小限にするコツも
気温と血糖値の関係
気温が下がると外に出るのが億劫になり、運動の機会が減り運動量の低下によって肥満につながるとお伝えしました。 また、脂肪には寒さから身体を守る役割があるので、寒い冬はさらに体脂肪(※)は増えやすくなります。 (※)体脂肪は体に蓄えられる脂肪の総称 体脂肪の蓄積によっておこる肥満は、糖尿病や血糖値が高くなる原因の1つであり、これも寒さによる血糖値上昇の要因と言えます。
冬の血糖変動を最小限にするコツ
冬の血糖変動を最小限にするには、規則正しい生活習慣を継続することが一番です。 イベントの時にはたくさん美味しいものを食べたくなることも、寒い日が続くと運動したくなくなる気持ちもよくわかります。 しかし、糖尿病や血糖値のことを考えると、どのような時でもバランスの良い食事と適度な運動の継続が大切なのです。
まとめ
それでは本日のまとめです。 ・冬になると血糖値が高くなりやすいのは、外食や飲酒の機会が増えたり食べる量が増えたりすることと、運動量の減少が起こるから ・HbA1cは夏に下がり冬に上がる傾向にあることが研究で明らかになっている ・寒さから溜め込まれた脂肪は血糖値へ影響を与えることがある それでは本記事をきっかけに冬に血糖値が上がることを意識して、ぜひあなたの良好な血糖管理に役立ててください。 ■教えてくれたのは… シンクヘルスブログ編集部 糖尿病に強みを持つ健康管理アプリを展開するシンクヘルス社のオウンドメディア。ダイエット、糖尿病の食事、マインドフルネスなど幅広い健康情報について、管理栄養士や臨床心理士、運動指導士などの専門家陣が確かな根拠をもとに執筆している。 構成/サンキュ!編集部
サンキュ!編集部