「子どもたちの喜ぶものに役立てて」女性の遺言 動物園に寄付された1.7億円、生まれたものは
「園を代表する動物のひとつ」
現在、飼育しているレッサーパンダは4頭。2020年に来園したオスの令(5歳)、ずん(6歳)、メスのまるこ(6歳)、2021年に来園したメスのれいか(5歳)がレッサーパンダ舎で生活しています。 来園者を対象に2022年に行われた園の人気動物ベストテンでは、レッサーパンダが1位に輝くほどの盛り上がりでした。 4頭は、飼育員がエサのりんごを運動場に準備しているときにとても活発に動いているそうです。「寒い地域に生息している動物なので、冬になると活発に動く時間が増えます」と担当者は話します。 「レッサーパンダたちはいたって健康に過ごしており、未来につながるよう引き続き繁殖に取り組んでいきたいと思っています」 今年のベストテンでは1位は逃したものの、コアラに次ぐ人気となったレッサーパンダ。担当者は、「その愛らしい見た目で幅広い世代から高い人気を博していて、東山動植物園を代表する動物のひとつとなっていると感じています」と話しています。