【ONE】ロッタンが2試合続けて計量をパス出来ず王座はく奪、今回もキャッチウェイト戦に
2024年11月9日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE 169: Malykhin vs. Reug Reug』の計量が行われ、コー・メインイベントのONEフライ級ムエタイ世界タイトルマッチ3分5Rでジェイコブ・スミス(英国)の挑戦を受ける王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)は、計量をパス出来なかった。 【写真】前回の試合もキャッチウェイト戦となり、勝利後のマイクでは泣き崩れた ロッタンは1度目のトライでハイドレーションテストはパスしたが、体重は135.5LBS(61.46kg)でフライ級リミットの134.92LBS(61.19kg)を約260グラムオーバー。残り50分を切ったところでの再計量ではハイドレーションテストが1.0259で規定の1.0250以内をパス出来ず、体重計には乗らず会場を出た。 その後、タイムリミットまでにロッタンは現れず。公式審判員より計量の終了が告げられ、ロッタンとスミスは135.5LBS(61.46kg)でのキャッチウェイト戦に合意したことが発表された。なお、ロッタンはONEフライ級ムエタイ世界タイトルをはく奪され、この試合はノンタイトル戦となる。 ロッタンは前戦の2024年6月、デニス・ピューリック戦でも約1.4kgオーバーで体重超過し、ハイドレーションテストもパス出来ず、キャッチウェイト戦になっている。事前のインタビューでは、「同じ間違いを繰り返さないためには何でもするさ。同じ間違いを繰り返したら、ベルトをはく奪されるから」と、ウェイトコントロールにも万全を期すると答えていたが、残念な結果となった。 ロッタンには罰金の20%が科せられ、スミスが勝った場合のみ新王者となる。
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