熱烈ドラファン落語家・立川志らく指摘の中日根尾途中交代は本当に間違っていたのか?
その成果が、昨年のチーム打率リーグトップにつながったのだが、今年は、昨年結果を出したメンバーがのきなみ低迷している。打率.291だった阿部が.227、.290を打った井領が.217、.287だった福田が.243、.270だった遠藤が.174と結果を出せていない。 彼らはルーキーではないが、いわゆる“2年目のジンクス“である。相手チームが練ってきた配球対策を上回ることができていない。頼りのビシエドも20打席ノーヒットと当たりが止まり、大島、高橋、京田と、打てる打者が分断され、打線が点から線にならない。しかも、昨年、打率.329を残していたアルモンテ、.278の平田が1軍にいない。新戦力としてマルティネスが打っているが、そこをカバーするには至っていないのである。 「全体的に少し状態が良くないですが、何か一つのきっかけから変われると、日々、一生懸命に取り組んでいるので、それを信じて戦っていきたいと思います」 与田監督は、そう前を向いた。 今日から移動日無しで首位の巨人をナゴヤドームに迎える。 「とにかく全力で戦う。それだけです」 戦力が揃い打線が上向くまではロースコアゲームに勝機を見つけ我慢強く投手陣が踏ん張るしかないだろう。初戦の先発は開幕投手の大野雄である。