【鹿児島県 2023年版】 夏の絶景・風物詩10選 「甑島」ピンクの花が咲き誇るカノコユリの島
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。 【夏の絶景画像】九州・沖縄エリアの夏の絶景&風物詩の画像(80点) 「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。沖縄の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
◆甑島のカノコユリ
「カノコユリ」は、花弁に鹿の子のような模様があることから「鹿の子百合」との名が付いたユリの花。ピンク色の花弁が大きく反り返るのも特徴だ。 薩摩川内市の市花でもあるこの花は、古くから甑島民に親しまれており、自生密度日本一ともいわれ甑島全域で見ることが可能。特におすすめなのは下甑島の「鳥ノ巣山展望所」で、開花時期になると一面に咲き広がるカノコユリの群生を見ることができる。 さらに、背景に広がる紺碧の海とのコントラストもすばらしく、県内最長となる1,533メートルの「甑大橋」も一望することができる。 見ごろの時期:7月下旬~8月頃 甑島のカノコユリ(こしきしまのカノコユリ) 所在地:鹿児島県薩摩川内市甑島(甑島全域)
◆百合ヶ浜
与論島の大金久海岸から約1.5キロメートルの場所にある「百合ヶ浜」。春から秋にかけて大潮の干潮時にのみ姿を現すことから、「幻のビーチ」と呼ばれている。 エメラルドグリーンに輝く透明度抜群の海と、真っ白な砂浜は「楽園」のようだと評判。百合ヶ浜へはグラスボートで行くことができ、乗船中にも船底のガラス窓から色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁を楽しめる。 ちなみに、この砂浜で年齢の数だけ星の砂を拾うと幸せになれるという言い伝えがあるそうだ。訪れた際には探してみてはいかがだろうか。 見ごろの時期:春から秋にかけて 百合ヶ浜(ゆりがはま) 所在地 鹿児島県大島郡与論町
◆長崎鼻灯台公園とひまわり畑
長島町の南西端、東シナ海を見晴らす高台にある「長崎鼻灯台公園」。ここでは毎年7月中旬から8月中旬にかけて、公園周辺の畑に咲き誇る色鮮やかなひまわりの花々を楽しめる。 ジャガイモの産地として知られる長島町では、同じ作物を繰り返し作り続けることで農作物が生育不良になったり枯れてしまったりする「連作障害」を防ぐために、農家の人々によってジャガイモ収穫後の畑にひまわりが植栽されているのだ。そのため、夏場になると畑一面に咲くひまわりの花を見ることができる。 また、園内には明治30年(1897年)に初点灯した白亜の灯台が立っており、夕日のビュースポットとしても有名。茜色に染まる海と灯台の光景は、まるで一幅の絵のようだ。 見ごろの時期:7月中旬~8月中旬 長崎鼻灯台公園とひまわり畑(ながさきばなとうだいこうえんとひまわりばたけ) 所在地 鹿児島県出水郡長島町城川内