【高校サッカー鹿児島全力応援】受け継いできた“ピッチ外”での活動「鹿児島城西」を応援したい5つのこと
鹿児島県薩摩半島の西部に位置する日置市。その日置市にあるのが、12月28日に開幕する103回全国高校サッカー選手権大会に鹿児島県代表として出場する鹿児島城西高校です。 12月29日の全国大会1回戦では、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで金沢学院大学附と対戦する、鹿児島県代表・鹿児島城西の応援したい5つのポイントを紹介します。
1.第一線で活躍できる人材
創立97年を迎える鹿児島城西。J1ヴィッセル神戸の大迫勇也選手などプロサッカー選手を数多く輩出しています。ちなみに宮崎県代表として3大会連続で選手権全国大会に出場する日章学園とは系列校です。 サッカー部以外でも、2023年U20アジア陸上選手権800m優勝の立迫大徳選手や、ゴルフの稲森佑貴プロ、元プロ野球選手の細山田武史さんなど、多くの分野の第一線で活躍する人材が巣立っています。
2.8年ぶりの王座奪還 “半端ない”戦いぶりを
1993年創部の男子サッカー部は8大会ぶり8回目の選手権出場。87回大会では大迫勇也選手(当時高3)が1大会最多得点の10得点を記録し全国大会準優勝。対戦相手が試合後に発した「大迫半端ないって」も印象的でした。 しかし、2016年に3連覇を果たして以来、選手権全国大会出場がなく、過去7大会のうち5大会で準優勝。挑み続けた8年目で県予選7連覇中の神村学園の牙城を崩しました。 大迫選手にちなみ名付けられた「半端ない人工芝サッカー場」で練習する鹿児島城西が目指すのは“半端ない”のさらに上、選手権全国大会初優勝です。
3.宿敵は世代屈指のタレントぞろい 挑み続けた8年間
11月に行われた全国高校サッカー選手権鹿児島県大会決勝。相手は、鹿児島大会7連覇中で、夏のインターハイ準優勝を果たした神村学園でした。 試合は開始直後から神村学園が決定機を迎えますが、鹿児島城西の守護神・藤吉純誠選手が何度も立ちはだかります。 0対0で迎えた後半37分、鹿児島城西は添島連太郎選手が右サイドの福留大和選手へパス。福留選手は縦に仕掛けてゴールライン際でグラウンダーのクロスをあげて、最後は17歳以下日本代表のエース大石脩斗選手が押し込みゴール。 この1点を全員で最後まで守り切り、鹿児島城西は8年ぶりに王座を奪還しました。