72時間予想降雪量(10日(金)午後6時まで)

　東日本と西日本の日本海側は、9日（木）にかけて高波に警戒が必要だ。また、北日本から西日本は、10日（金）ごろにかけて大雪や風雪に注意・警戒が必要となる。

予想天気図と上空5500メートル付近の寒気の予想(9日(木)午前9時)

　日本付近は、冬型の気圧配置が強まっており、気圧の傾きが大きくなっている。また、8日（水）から10日（金）ごろにかけて、北日本の上空およそ5500メートルに－40℃以下、東日本の上空およそ5500メートルに－30℃以下の強い寒気が流れ込む予想となっている。このため、北・東日本は9日（木）にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込み。

波の予想

予想される波の高さ

　東・西日本の日本海側は、9日（木）にかけて大しけとなる所がある見込み。

雪の予想

予想降雪量(多い所)

　北日本から西日本は、10日（金）ごろにかけて大雪となる所がある見込み。なお、冬型の気圧配置や寒気が予想よりも強まった場合は、暴風雪や警報級の大雪となる可能性がある。

風の予想

予想最大瞬間風速

　北日本から西日本では10日（金）ごろにかけて、雪を伴って非常に強い風が吹く所がある見込み。なお、その後も、非常に強い風が吹く所がありそうだ。

早期注意情報(大雪)

　東日本と西日本の日本海側は、9日（木）にかけて高波に警戒が必要だ。また、北日本から西日本は、10日（金）ごろにかけて、大雪による交通障害、着雪、なだれ、風雪に注意・警戒が必要となる。

雨や雪、風の予想(9日(木)午後8時)

　北・東日本は9日（木）にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要で、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要となる。