大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文1)私的流用は一切していない
家族や後援者には伝えたのか
朝日新聞:朝日新聞です。きのう熟慮して決めたということですが、熟慮したことは当然ご家族とか、後援者の方々とかにはお伝えはされたのでしょうか。 竹山:家族には伝えました。そして後援者の方については、市長、自分で十分判断してくださいよと、あなたの判断を尊重しますよというふうなことを以前から言っていただいていました。そういう意味で家族、そして本当に身近な方。中條さんには、もう12時ぐらいに中條さんにはお話をして、こんなことを考えているんだというふうに申し上げた。副市長。 朝日新聞:副市長には今朝、今日の午前0時ごろに電話されたということ。 竹山:はい。 朝日新聞:ご家族なんですけれども、ちょっと聞きにくいですけども、このたびのことはご家族の家内体制でやっていたことで起きたと、市長は監督責任だとお話をさっきされていましたけれども、奥さまや次女、娘さんはどのように反応されていらっしゃいましたか。 竹山:うちのお母さんは、もう十分仕事したんやからええやないのというふうに言ってくれました。次女は市長、あなたに任せると。あなたの判断に任せるというふうに言ってくれました。ということで、ご判断させていただいたところでございます。 朝日新聞:お辞めになるというのは非常に重たい責任ではあるとともに、ただし一方で、あした本来はこの問題について議員総会が開かれて、そこでご説明をするという場で、それが、これは議会が決めたことですけども、あしたなくなったそうで、そういう場がなくなってしまうことは、結局この問題の真相はどうなったのかということになってしまうと思うんですけども、その辺はいかがお考えですか。 竹山:私も、これからもしっかりとやはりその辺りを市民の皆さまの機会あるごとに説明していきたいというふうに思っております。私が9年7カ月やったこと、そして最初から家内体制でやってて、専門家も入れずにやったことの間違いといったことも含めて、市民の皆さま方にも説明していきたい。そして、やはり私は堺が好きですので堺でこれからも生きていきますので、堺の皆さんと一緒になって、こういったことを教訓として、悪い他山の石としてやっぱりやっていかなければならないと思います。