大阪・堺市の竹山市長が辞任会見(全文1)私的流用は一切していない
これまでの収支報告書は何に基づいて書いていたのか
毎日新聞:そうしますと、これまで出されていた収支報告書というのはいったい何に基づいて書かれていたということなのでしょうか。 竹山:出納帳に基づいてやっていたんですけど、その部分についての不備がございました。それが今回、しっかりと選挙収支についてのチェックをすることによって、レンタカーの二重記載とか等々が出てきたわけでございまして、その部分について修正させていただきました。 毎日新聞:出納帳というのは会計帳簿とはまた違うものだと思ったらいいんでしょうか。 竹山:出納帳はお金の出入りとか、いろいろ支出の出入りを書くんです。これが今回、新たにデータベースで作ったんです。だから銀行の帳簿を元にして、支出および収入を合わせて今回、会計事務の精通者の方に作っていただいたところでございます。それがベースでございます。だからそれがなかったわけですね。 毎日新聞:じゃあ出納帳というのは、われわれが思っている会計帳簿とはちょっと違うわけ。 竹山:基本的に同じだというふうに。 毎日新聞:【もともと 00:08:48】不備があったということ。 竹山:そうです。 毎日新聞:分かりました。もう1点すいません。パーティー収入についてもう1点だけお尋ねしますけれども、数字がかなり丸まった形で出ていました。このことについてもう一度ご説明をお願いします。 竹山:毎年のパーティー収入が、だいたいこれぐらいだということで出したと思います。今回、郵便振替の振替書を元にデータベースをあらためてすることによって、正しい数を出したことでございます。はい。 毎日新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:これより【*****00:09:45】でしたいと思います。
誰かに相談したのか
朝日放送:朝日放送の【** 00:09:51】です。よろしくお願いします。水曜日の記者会見で大きな【**** 00:09:54】ことなんですけど、日曜日の夜に決断されるまでに、どなたかに相談なさったのか、ご自身の中でどういう気持ちの変わりがあって、辞めることを決断されたのでしょうか。 竹山:その間、いろいろな方とお話ししました。議会関係者の皆さん方ともお話ししましたし、やはりこれについての会計の指導をしていただいている方についてもお話をしました。そういう方々とお話しするとともに、最後は進退は自分で決めなければならないということで、日曜日に決断させていただいたところでございます。 朝日放送:自民、公明、ソレイユの3会派が会見もされていましたけど、その参加者から、自ら辞職したほうがいいような、【*** 00:10:39】というようなことはあったのでしょうか。 竹山:自ら辞職したほうがいいというふうなことではなく、いろいろなご意見、3会派の皆さんからいろいろなご意見をいただきました。私もそういったご意見を参考にさせていただくと。そしてまた今回の市政の円滑な遂行というところも踏まえて、いったら昨晩ですね。夕方から、に掛けて熟慮した結果、自分で判断させていただきました。 朝日放送:いろいろな意見というのは具体的にどのような意見だったのでしょうか。 竹山:頑張れという意見はございました。これから堺が都構想に巻き込まれる恐れがあるから、市長頑張ってくれというふうな意見もございました。そしてまた、これだけいろいろな二重の領収書が出てきたりしたら、なかなか難しいね、というふうなご意見もございました。そういったご意見を参酌させていただきながら、自分自身で決断をしたところでございます。 朝日放送:先ほど、私的流用がないというふうにおっしゃったと思うんですけど、あらためて辞職されたら市長選が行われるわけですけど、あらためて民意を取り直すではないですが、出馬をされるご意向はございますか。 竹山:もうゆっくりしたいです。9年7月やらせていただいたんです。私は2期10年というふうなことを最初考えてきました。そして3期目に入ったんですけど、まさしく10年になるというふうな形でたくさん仕事をさせていただいて、堺のために仕事をさせていただきましたので、もう政治の世界は引退しようと。 朝日放送:4月30日に【*** 00:12:34】が認められて辞職されたとしたら、その時点で竹山【**** 00:12:38】、政治家としても引退される。 竹山:はい。もう地域に入って地域活動をするとともに、私は柔道をずっとやっていますので、柔道をもう一度やりたいなというふうに。 朝日放送:ありがとうございます。